カエンタケ
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致死量はわずか3 g(子実体の生重量)程度と極めて強力である。日本では6例ほどの中毒事例が報告され、計10名の中毒患者が出ており、そのうち2名は死亡している。また触るだけでも皮膚がただれる。数ある毒キノコの中でも、触れただけで皮膚から毒素が吸収される物は、カエンタケのみとされる。
ナラ類が枯れた後、根本に発生するらしい
海外では朝鮮半島でのみ確認されていましたが、2019年に日本から数千キロも離れたオーストラリア北部にあるケアンズ(Cairns)の郊外でカエンタケが発見されました。(ジェームズクック大学の菌学者であるMatt Barrett氏がカエンタケと確認)
これはこれまで考えられていたカエンタケの分布域を大きく広げる事になる発見で日本国内でも分布域の拡大が予想されます。
いろんな市町村で警告出してるな
千葉県茂原市の公園内に設置された、カエンタケへの注意を呼び掛ける看板(15日)=共同
多くの場合は夏にナラ枯れし、その数年後の6~11月ごろにカエンタケが生える。ピークは7~9月だが、今年は秋の長雨がなく気温が高かったことから、佐久間学芸員は「10月以降も出る可能性が高く注意が必要」と指摘している。
東京農業大学・橋本貴美子教授:「食べてしまうと、非常に強い毒がたくさん入っているので、小指の先ほど食べただけで、人一人が亡くなる。触るのが危険というのは、カエンタケぐらいしかないので。そういう意味では、カエンタケが最強」