アスリートとアプライア
タスク管理には 2 種類の才能があると考えます。
一つはトレメントに愚直に向き合える才能です。たとえば毎日朝に 1 時間の散歩をやりますと決めて、実際そのとおりに行います。面倒くさくても、苦しくても、基本的にはやります。誰に言われるとか報酬があるとかは関係なしに、自分の意志で行ないます。自己啓発ではよく「意志や決断ほど役に立たないことはない」との言い回しと出会いますが、それはトレメントと向き合う才能がない人の言い分です。トレメントと向き合うタイプの人を **アスリート** と呼びます。 もう一つが、上述した格言問題をこなせる才能です。一度モットーを掲げたら、あとは状況に応じて、必要に応じて適切に思い出し、そのとおりの行動をしていくことができます。応用力が高いとも言えるでしょう。格言問題を容易くこなせるタイプの人を **アプライア(Applier)** と呼びます。 筆者の持論ですが、アスリートとアプライアは両立しないと感じます。
タスク管理は基本的にアスリートのためのもの
アスリートは意志でできるので、タスクをリストアップして認識さえできれば「できる」
俺もアスリートタイプで、俺が語るタスク管理もこれを前提としているsta.icon
一方、そうじゃないタイプがいるってのが前々からわかっていた。
会社や井戸端の皆さんを通じてより鮮明にわかってきた。
じゃあその人達には何があるかって考えたときに、格言問題をスルーしてるなぁ、と
で、アスリートはこの格言問題が弱い。融通が利かない、臨機応変に弱い
アプライアがタスク管理するのは正直厳しい
リストつくってそのとおりに行動する ← 前提となるこれができないので論外
なので外部の力(人や環境)に頼るしかない
学校や会社、カフェで仕事をする、みたいなこと
リマインダーも使える
外部の力が働きやすいような環境をつくろうとする
忙しくなろうとしたり
人や場所といった「外部の力が働きやすい」ものを好んだり
休むのも下手だったり苦手だったりする