Dashiability
あるネタXに付随する、ダシにするのしやすさ・したさ Xの社会的価値は関係がない
1: 赤の他人がXを取り上げている
2: 親しい人や権威がXを取り上げている
どちらの場合も、Xのダシアビリティは変わらない
Xのダシアビリティは読み手によって変化する
Q&A
Q: SNSでバズるようなネタもダシアビリティが高い?
Yes
だが、バズりネタはそれ以上に「人に注目されているから」という因子が強い
有名人のコンテンツだから、ベストセラーだからなどと一緒
一種の権威効果
ダシアビリティが高いものは、たとえ無名な人間による発信であってもダシにしたくなる
No
このような記事は「手にとりやすさ」がセッティングされているだけ
感情的に同意 or 反発したくはなるけど、知的にあーだこーだこねたくはならない
知的というと語弊あるなぁsta.icon
なんていうか、
x 一瞬で意見が浮かんできて、それを書くだけ
o ダシにする先の文章をじっくり(でも好きなように)咀嚼しながら書く
この違い
ダシアビリティを高くするには
語れるようにする
持論を書く
持論を惜しげもなく書くことで読み手を刺激する
持論はたいてい偏っているので、読み手も「いやそうじゃない」「へぇ、私は違う意見だけどね」などと刺激されやすい
センスのいい名前をつける
あるいはそのような概念を取り上げる
nishioさんがめっちゃ上手い(意図してるかはわからない)印象 辿れなかったけど「ページタイトルは面白いものにしておく」的なこと言ってた気がするsta.icon
雑でもいいので晒す
いわゆるたたき台の効果
雑に扱っていいことを醸し出す
雑であるがゆえの勢い、生々しさというものがある
小説でも「荒削りだけど、なんかこうグッとくる」みたいな評価はよくあるけど、そういうの、豆論文やこざね
レベルの知的生産物にもあると思うsta.icon
読みやすさを担保する
長々と文章を書くのではなく、箇条書きの塊など読みやすさを担保するとか
塊単位でサクサクと捉えやすい分、ダシにしやすい
これもnishioさんがお手本だと思う
たとえる
広すぎず、狭すぎず
広く浅くにしすぎると、読み手は「まだ出てないパターン」を探すのがきつくなる
狭く深くにしすぎると、読み手はそこまで潜るのがそもそもきつい
程々の広さや深さにとどめておく
「こっちは俺がある程度開拓したよ」「でもこっちはまだだよ」という余地
すると、読み手はまだの方を(比較的容易に)探っていくことができる
「情報」を書く
o 文章を理解し、自分なりにダシにするのが目的
ただし理解を促すためにあえてエピソードや長い例を出すこともある
難しい
ちゃんと前提を書く
が、前提書かないと理解できないような煩雑なことは(長文になりがちなので)そもそも読まれないことが多い
あと書いてる本人も理解できてない(前提が足りてなくて後日読んだときに「なんだこれ」)ことがsta.iconの場合はよくある!w
-.icon
再利用性はちょっと違うかなぁというイメージを抱いている
利用ってほどかしこまっているわけではない
もっと雑に使いたさ
言及容易性 ← このような感じ
ダシ
取り込む
ヒントにする hint
遊ぶ play playablity
試す try tryablity
ここでもちょっと言語化されてる
が、「利用」「使う」と表現されてるなsta.icon
「Aを使う」というと、Aを前提としてさらに論理を構築するってイメージが強い
Aを使って楽しむ ← こっちを含めたいのよな
たとえば「Aに対する持論」とか
親密性とは切り離したいね
そもそも親密じゃないと言及されない
が、ここで言いたいのは言及の前段階で発生する「ダシにする」のしやすさ。したさ。
言及されやすいネタを選ぶってのも切り離したいね
ダシアビリティはどんなネタにも存在する
つまりここで取り上げるべきは「ダシアビリティ一般の性質」。