DXを成せるのはオタク
DXとはテクノロジーを用いたアジリティの向上
テクノロジーとはソフトウェアのこと
つまりDXとはソフトウェアを用いたアジリティの向上
ここで「用いた」とは、単にちょっと使いました、ではない
奴隷になるということ
猫の奴隷になると言えばわかりやすい
猫を自分に合わせるのではなく、自分が猫に合わせている
同じことだ
自分を、組織を、ソフトウェアに合わせにいく必要がある
ソフトウェアを利活用する知識がないなら勉強しろ、人材連れてこい、そいつに裁量権限与えてやらせろ
ソフトウェアをつくる力がないならつくれるように
つくれるようにするために必要なことは色々ある
知識もそうだし
使えるPC、デバイス、SaaSなどのツールもそう
ものづくりなので生産性や創造性を損なわせない工夫や組織構造も要る
金もかけなきゃいけないし、自分達自体を変えなきゃいけない
ルールが邪魔してるなら変える
人が邪魔してるなら追放する
四の五の言わさずやらせる、ついてこれない奴は切る
で、こういうことをするためには、結局経営者がソフトウェアの奴隷にならないといけない
ここからが本題
ソフトウェアの奴隷になれるかどうかは、オタクの気質を持っているかどうか決まると思う
電車とかプラモデルとかフィギュアとか知識とかに傾注する人たち
この気質があるからこそ、ソフトウェアの奴隷になれる
この気質がない一般人は人を愛することしかできないので、ソフトウェアを始め、モノに傾注することができない
もちろん「知識として知った上で上手く活用する」塩梅もある
実際オタク達もそれでペットを飼ったりパートナーを得たりしている
が、DXはその程度で成せるものではない
ソフトウェアで動かせるような組織に変えるという改革レベルの変化が要る
育児でたとえるなら「独身貴族だった30代男がいきなり0歳児、3歳児、7歳児、14歳児を抱えることになりました」「この育児を何とか成功させてください」みたいなもの
独身貴族ライフのまま続けるのはどう見ても無理
独身貴族ライフを諦め、すでに持ってるであろう独身的価値観も諦め、育児にフルコミットする態勢にしなきゃいけない
この男が一般人であれば、何とかなるだろう。そういう態勢に移れるから
この男がオタクの気質であれば、無理だろう。無能だとフルコミットせずに続けて破綻するだろう。無能でないなら他者や他組織に投げる(つまり「やらない」に倒す)だろう
結論
DXをしたいのならオタク気質の経営者を置け