ボール
タスクペディアで用いられているメタファの一種で、あるタスクの担当者が自分なのか自分以外の誰かなのかという視点を意識させるために、担当していることを「ボールを持っている」と表現すること 例: あるタスクAを終わらせたいとする
Aのサブタスクsは、上司でなければ進められない
上司にボールを渡す、などと表現する
上司側でsが終了した
ボールが自分に戻ってきた、などと表現する
このメタファは以下を端的に説明する
待っている間、自分はそのタスクを進めることができない
ボールを相手に渡すと、手元からはなくなる
相手がタスクを完了しただけでは意味がなく、完了が自分に通知されなければならない
ボールを返してもらう必要がある
自分がタスクを進め、相手もタスクを進めるという並行はできない
ボールは一つしかない
ボールのメタファは万人にとって馴染み深く、タスク管理(担当者という概念のある事柄)とも相性が良いため、色んな活用例がある