トリアージ
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救急現場におけるトリアージ(識別救急)を元にした、三段階の優先度体系 table:トリアージ優先度
段階 数字であらわすと 対処内容 どんなタスクか
黒 - 対処を諦める 価値はある(対処しないと困る)が、著しくコストがかかるタスク 赤 3 最優先で対処する 価値はあり、費用対効果に合うタスク
黄 2 優先的に対処する 価値はあるが、費用対効果に合わないタスク
緑 1 後回し 価値がないタスク
適用できるシチュエーションは、以下をすべて満たす場合
すべて対処するのがコスト的に不可能なほどタスクが多い 各タスクの価値に大きな差がなく、できれば価値を同一視できる ただしそのような価値判断の基準において「価値がない」と判定されるタスクも存在しうる(緑)
価値およびコストの基準が関係者間で共有されている
特徴
まず「価値があるタスク」「価値がないタスク」と二分している
ないタスクは緑(後回し)
次に「価値があるタスク」は等しく価値があるとする
価値を最大化する=限られたコストでいかに多数のタスクを消化するかという配分に帰着される
コストを容積とみなす
ポイント
黒と緑は対処しない
まず赤から対処していく
同一段階のタスクをどれから実行するかという判断はせず、機械的に一つずつ対処していく
たとえば目についた順
黒と緑の割り込みは相手にしない
強い後回しができないほど深刻なら、赤を対処する人達を邪魔しない機構が必要