『子どもの遊びを考える:「いいこと思いついた!」から見えてくること
佐伯 胖 編著
「遊び=自発的な活動」というのは本当か? これまで「自発的な活動」として捉えられ議論されてきた「遊び」。本書では,「いいこと思いついた!」という現象を切り口に,「中動態」や「天然知能」などの概念を参照しながら「自発的な活動としての遊び」について多角的に検討する。そこから見えてくる「遊び」の本質とは。
第1章「自発的な活動」とみなされている遊び
1「自発的な活動」とみなされている遊び
2
・体育では「運動の特性に触れされる」と書かれている。
3 手がかりとしての「中間的な意味」の研究
4 中動態研究との関係性
第2章 「個人化」という力学
1 「能力育成」と関係づけられる「遊び」
心理学と教育実践の関係を可能にする「個体能力主義」と「問題の個人化」の正当化
「能力育成」と「遊び」が接続する理由
「目標と手段の個人化」の力学によって遊びも「個人化」を要請される
2
「
ブライアンサットンスミスの議論に似たところがある?
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