「SNSが人を『分断』している」わけではない
はっきり言おう。
現在,議論されるメディアや SNS の問題はネットおよび SNS の問題ではない。
何故ならそれは「ネット以前」にも存在するからだ。
強いて言うならそれらの問題はネットおよび SNS によって可視化(あるいは過視化)されているとは言えるだろう。
言い換えるならネットはもはや「異境」ではなく完全にリアルと連接した「現実」だということだ。
更にいうなら人や社会の問題は「技術では解決しない」ということでもある。
だからレッシグ教授は研究対象をより政治的な領域にシフトさせたんじゃないのか?
現在議論される問題は「ネット」や「SNS」と言ったキーワードを用いることなく全て説明可能だ。 メディアは最初から嘘や欺瞞だらけだし人は最初から「分断」してるし言うまでもなく社会は最初から不公正なのだよ。
それをネットや SNS のせいにするのは単なる「転嫁」であり,転嫁することで安心感を得ようとしているに過ぎない。
君らが言ってることは某国が隣国を dis ることで国内の不満を抑え込む「反○政策」と何ひとつ変わらない。
そろそろ現実を見ようよ。