回転記号 / Notation
一般的なものに従う
TRIBOX が解説しているこのページが詳しい
上のページでは一つの面または一つの層を回転する最も単位的な操作だけが説明されている。これらは並べることでもっと複雑な操作を指示することができる。例えば、
$ URU'R'
などと書く。これはもちろん左から読む。この意味は「まずU面を回す、次にR面を回す、次にU面を反時計回りに回して、最後にR面を反時計回りに回す」と言っている。
ここでは補助的に次のルールもつけ加える
直前のコマンドを 2 回繰り返すことを下付きの文字で $ {}_2 と書く
これは基本的には直前の一文字に掛かっている
例えば $ RU_2 は $ RUU の意味
掛かる対象は括弧でグルーピングできる
例えば $ (RU)_2 は $ RURU の意味
注意:例えば $ U'_2 は操作としては $ U_2 と同じだが, $ U' の方向に回すことを意図してそう書くことがある
コマンドの塊をグルーピングするために括弧を補う
これは単に塊であることを表す以上の意味はない
例えば $ (RUR'U') R'F は $ RUR'U' R'F の意味でしかないが, 最初の4つは一塊の操作だというニュアンスが籠もっている
コマンドの区切りにはハイフンを補う
これも区切りをつけたいニュアンスを込める以上の意味はない
例えば $ RUR'U' - R'F は $ RUR'U'R'F の意味
2つのコマンドを並行に 同時に 実行することを $ + で表す
その順に依らずに実行できるものだけを $ + することができる
例えば $ (U' + D) は $ U'D の順で実行しても $ DU' の順で実行して構わない操作