第7回講義 感覚・知覚検査
全体の流れ
下記のような流れで、全体で説明した。
感覚検査では2人ペアで実施
担当分
引用:「【神経系】伝導路の全体像」(ゴロー/イラストで学ぶ体の仕組み)
他の説明
③中枢神経と末梢神経の違い
https://scrapbox.io/files/64a212262677e8001b29809f.jpghttps://scrapbox.io/files/64a21245171eae001bedef12.jpg
※⑤と⑥では、実際に器具を用いて三年と二年のペアで評価を行った。それぞれ、評価の進め方と注意点に着目して説明。
上級生、教授から教わったこと
「温痛覚」は、感覚系の中で比較的早くに回復する感覚機能なので、先に検査を行う。
回復期の病院では割と感覚検査を行うので、「触覚」の検査で「セメスを当てる時間(1.5秒)」などの細かな情報は覚えておいて損は無い。
「運動覚」の検査では、指腹は持たず、指の側面を持って行う。
ランドマークは非常に重要なので、覚える。
末梢神経の検査では、髄節(デルマトーム)を見ることで、損傷されているエリアを見極める
中枢神経の検査では、感覚障害の程度を見極める。➡「鈍麻・中等度・過敏」など、大まかに評価。
感覚・知覚の検査は第三者と比べることができない検査なので、「本人の正常」だと思われる感覚を基準にする。
➡「正常な側を10としたら、麻痺側はどの程度ですか?」などの方法で聞き出す