Zettelkasten のポリシー
ズンク・アーレンス. TAKE NOTES!――メモで、あなただけのアウトプットが自然にできるようになる. 翻訳者: 二木夢子. 東京: 日経BP, 2021年.
文脈を伴う永久保存版のメモを制作すること
永久保存版の価値は「必要な情報が、自己完結したかたちで、いつでも理解可能な文章で書かれて」いること(p.96)
メモを組み合わせて制作する作品化とは異なる。メモは固定よりも改訂を好む。
興味の文脈を意識しながら永久保存版のカードを構築すること
走り書きのメモと永久保存版のメモを明確に分ける。
コンテンツの読み筋とそのメモは Zettelkasten 内の議論に寄与するかどうかを意識する。(p.164)
メモを Inbox からアーカイブへ、ただし熟考を伴う。
走り書きのメモをそのまま残す期間は1日か2日程度。
走り書きのメモ群は、Zettelkasten全体の興味の文脈を意識しながら、自分の言葉で永久保存版のメモへと書き換える。
メモ全体の整理に関する意思決定を減らすこと
シンプルな構造とワークフローを用いてコンテンツや問題解決に集中する
走り書きのメモ、文献メモ、永久保存版のメモ、インデックス、プロジェクトを用いた構造化
走り書き -> 永久保存版 -> 配置 -> リンク、のワークフロー