卒業論文の書き方
卒業論文を書く意義
自分のため
後輩が読んで勉強するため
成績評価のため
学術論文とは意義が違う
卒業論文の構成(目安は30ページくらい)
タイトル:後付けでも良い,内容を良く反映したタイトルを付ける,少々長くても良い
概要 1ページ:背景+目的+本論文の成果
1. はじめに・序論
(ア) 研究の背景
(イ) 研究の目的 ※大事,後付けでも良い
何を狙って,どんな結果を得ようとしているのか
(ウ) (本論文の構成)章の構成
2. 先行研究調査
自分の研究の優位性を説得させるために必要
先輩の論文だけでなく国内外の論文も
参考文献を挙げる
研究の背景の最後のところに入れても良い
3. 基礎理論
一般的なことをまとめる
4. 実験・シミュレーション方法
方法に依存したことをまとめる
5. 実験・シミュレーション条件
6. 実験・シミュレーション結果
7. 考察 ※大事
結果から何が読み取れるか,何が明らかになったか
8. おわりに・結論
(ア) 本論文の成果 ※大事
目的に照らし合わせてそれがどう,あるいはどれくらい達成されたか
(イ) 今後の課題
後輩にやってもらいたいことを書く
参考文献
(図一覧,表一覧,発表論文)
謝辞
※大学院に行く人は,図表では英語でできれば書いた方が良い
卒研発表用資料(PowerPoint)の作り方
発表時間10分
意識して欲しいこと
学会発表とは異なる
卒業論文とも異なる
成績評価のため
自分がいかにすごい研究をしたかをアピールする
研究内容を理解してもらうことはあまり期待しない
自分がやったことと,誰かがやったことの区別を付ける ※重要
注意を要するワード:効率,最適化…
体裁上の注意
文章よりも箇条書き的に書く
…であることが分かった → 削除
文字の分量を少なく,1ページ10行程度
1ページ1分程度
ページ番号を振る(大きめに)