高畑勲監督の功績
太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年)
作業上の民主化
トップダウン式に作るのではなくみんなからいろんなアイディアを募ってみんなで議論しながら作品を作り上げていく
作品参加の機会均等
ここで宮崎駿が頭角を表した
感情移入ではなく現実を認識して考えさせるアニメ作成
村の衣食住を丁寧に描いた
パンダコパンダ(1972年)
少女の日常生活を丁寧描いた(それまではドタバタだったりスポ根だったり)
アルプスの少女ハイジ(1974年)
底した生活描写や舞台設定を行い、作品に「リアリズム」を持ち込んだ
レイアウトシステム導入
レイアウトとは絵コンテには書ききれない背景や細かな場面設定などのアニメの設計図を1枚の絵にしてみんなで共有すること
シーンごとにレイアウトは作られる
1回の放送で300枚作られた
宮崎駿が一人で描いた
レイアウトシステムはテレビアニメの1つのスタンダードとなった
自然讃歌
火垂るの墓(1988年)
背景のリアリズムの密度をグンと押し上げた
ものの一つのテクスチャー・ディテイルが鮮明に描かれている
瓦1枚1枚の色は違いますのレベルを求めた
おもひでぽろぽろ(1991年)
写実的と印象的の対比
写実的では顔のシワを書き込んだ
ホーホケキョ となりの山田くん(1999年)
スケッチをそのまま動かした
線画にこだわった
背景とキャラが一体化
かぐや姫の物語(2013年)
筆で描いたような独特の画法を用いる