ソーシャルレンディングとは
企業等野資金需要者からも、従来型金融機関とは異なる、新たな資金調達手法として、関心を集めている。
ソーシャルレンディングのメリット
投資家にとって、ソーシャルレンディングのメリットとは、まず第一に、その高い期待利回りであるとされている。
※ソーシャルレンディングファンドの場合、低くても3パーセント前後、高い場合は10パーセント前後の期待利回りが呈示されていることが多い。
ただし、ソーシャルレンディングの期待利回りは、あくまでも、文字通り「期待」利回りであり、ソーシャルレンディング事業者(匿名組合の営業者)として、投資家に対し、当該利回りが実現するものを約すものではない点に、留意が必要である。
ソーシャルレンディングのデメリット
投資家にとり、ソーシャルレンディングの最大のデメリットは、元本割れのリスクであろう。
匿名組合契約において、営業者(ソーシャルレンディング事業者)は、匿名組合員(投資家)に対し、匿名組合員が出資した資金の元本保証を行わない。
このため、投資家としては、ソーシャルレンディングファンドに出資申込を行った時点で、元本棄損のリスクを許容する必要がある。
また、匿名組合契約の途中解約が出来ない点も、投資家にとっては、資金流動性の観点から、デメリットとなり得る。
国内のソーシャルレンディング事業者について
日本国内には、現在、20社以上のソーシャルレンディング事業者が存在するが、
そのうち数社は、監督官庁である関東財務局等から行政処分を受けたのち、ソーシャルレンディング事業を停止している。
※情報引用元
投資家としては、こうした事情についても、よく理解したうえで、ソーシャルレンディング投資に取り組むか、どうかを、慎重に判断する必要がある。