180731_LeanCoffeeはファシリテーションに使えそう
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Twitterのタイムラインでこんなつぶやきをみかけました。
複数のスクラムマスターがいるなら、学び合える場をつくるのも成長しやすい事例な気がする。ある現場では”スクラムマスター日記”というSlackチャンネルでYWT形式で書いていて、それを起点に会話が始まったりする。他の現場ではスクラムマスター同士でLeanCoffee形式で意見交換をしている場がある。
sobarecord.icon む?LeanCoffeeって何だろう??
と思い調べてみたら、ファシリテーションに使えそうな手法でした!
LeanCoffeeとは?
LeanCoffee(リーン・コーヒー)とは、事前にアジェンダを決めずミーティングをするための手法です。
参加者がその場で話題を出し合い、みんなの関心が集まったものから順に6~10分くらいで時間を区切って話していくというものです。
※詳しい実施方法はページ下部の参考リンクをご参照ください
使える場面①
チームのふりかえり
チームでのふりかえりにおいて、KPTをはじめとしたどんな手法であれ、いろいろなトピック(話題・課題)が出てくると思います。
最終的にはそれらのトピックが収束していき、カイゼンするためのいくつかのアクションアイテムが出てきます。
最後に絞られてしまうのであれば、いっそのこと関心の高いものから議論していくと良さそうです。
予測される効果① アイテムに対して深堀り出来る
僕のいるチームには7名おり、1人につき5~7くらいのトピックが出てきます。
単純計算で、ふりかえりに使っている1時間の全てをトピックの話にしても、1分程度しかふれる時間がないですね。
反面、Coffee形式では議論の時間がもっと取れるので、トピックに対しての深掘りが可能です。
予測される効果② 効果的なアクションアイテムが出る
みんなが困っていたり、良い感じなので続けていきたいと思っていることについて集中的に話せます。
そこから出てきたアクションアイテムは効果が高いものになるはずです。
使える場面②
ディスカッションのテーマ出し
最近は社内外でABDという手法を用いた読書会を開催しているのですが、一番難しいのが参加者がディスカッションを行う際のテーマを出すことです。 読書会のみならず、いろいろなディスカッションの場があると思いますが、
さあ、話し合いましょう! /icons/サラリーマン.icon
としても中々テーマはでないもの。
明示的にテーマを決める時間を設けることで「何を話せばいいんだー!」ということはなくなりそうです。
まとめ
LeanCoffee(リーン・コーヒー)とは、事前にアジェンダを決めずミーティングをするための手法
参加者が話題を出し合い、みんなの関心が集まったものから順に時間を区切って話していくスタイルは、いろいろ応用がききそう
さっそく、チームのふりかえりで試してみようと思います!
参考リンク
とても良い資料です。先達に感謝!
具体的な実施方法
ふりかえりに使った例
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記事を書いた人
/icons/Facebook.icon 渡部啓太