スキルセットの列挙不能性について
イントロ
skillsetを書くのが苦手だが,そもそも完全なスキルセットを書き下すことは出来ないと思う. 次の主張1は多分認められると思う
私は,任意の概念$ Aについて,「私が$ Aを知っているか?」という判断を有限の時間で下すことが出来ます.
次の主張2は認められるか?(おれは認める)
私は,私が知っている全ての概念を列挙したリストの生成には,無限の時間がかかります
より簡潔にいえば,無限の時間がかかるということは永遠に完成しないということを意味するので
スキルセットは常に完全足り得ない.
なぜこんなことが起こるのか?
分析
ただ知っていると書くと混乱するので,主張1と主張2の知っているは精通しているに書き換えよう
長いので,「(私が)精通している概念」は単に「(私の)スキル」と呼ぼう.
主張1
私は,任意の概念$ Aについて,「$ Aは私のスキルか?」という判断を有限の時間で下すことが出来ます.
主張2
私は,私のスキルを列挙したリストの生成には,無限の時間がかかります.
なぜこんなことが起こるのか,それはほとんど自明だが
私は任意の概念を列挙可能な存在ではないからである.
もっと簡単にいえば私は全ての概念を知っているわけではない.
スキルセットは私が知っている全ての概念$ \mathcal{A}_0についてしか書くことが出来ない.
当然$ \mathcal{A}_0 \sube \mathcal{A}なのでこのスキルセットは不完全だ.
私はそもそも$ \mathcal{A}_0が小さくしか構成できない.
単に思い出す昨日が破綻している
結論