Tarski-Mostowski-Robinson算術
参考文献
Alfred Tarski, A. Mostowski, M. Robinson; "Undecidable Theories"
で導入
R. L. Vaught; "On a Theorem of Cobham Concerning Undecidable Theories"
でより洗練?された
日本語文献としては
田中一之『数学基礎論序説』
の4.1
T. Kurahashi; "不完全性定理の数学的発展"
の6.2
T Kurahashi, A. Visser; "Pour-El's Landscape"
Memo
Mostowski
,
Raphael M. Robinson
,
Alfred Tarski
による算術.
一般には
$ \sf R
と表すことが多い.
$ \sf R
は
Σ₁完全性
を満たす.
remark:
そして
$ \sf R
は
Σ₁完全性
を満たすおよそ最弱の体系と言われる.
$ \sf R
は
本質的に決定不能
である.
そしてこれは
本質的不完全性
と等しい.
なおより弱いいう意味では
Cobhamの最弱の算術
$ \sf R_0
という算術もある
$ \sf R_0
も
本質的に決定不能
である.が,
R. L. Vaught; "On a Theorem of Cobham Concerning Undecidable Theories"
$ \sf R_0
のどれからも公理を抜いたものは
本質的に決定不能
ではないことがわかっている
J. P. Jones, J. C. Shepherdson; "Variants of Robinson’s essentially undecidable theory R"
実際には
Jones-Shaperdsonの最弱の算術
$ \sf R_1
というものを考えている?
Remark
無限個の公理を持つことに注意!
Robinson算術
は
有限公理化可能