Arrowの不可能性定理
二項独立性
と
満場一致性
を満たす
集約ルール
は
独裁制(社会選択理論)
のみである
多数決を疑う 社会的選択理論とは何か(本)
より
ここでの
独裁制(社会選択理論)
とは
投票集団の中に独裁者がいて,その人間が言った順序がそのまま集団付けの総意になることである
二項独立性
選択肢全体の順序はペアの比較によってのみ決定される
本の例では
XとZ
を入れ替えた結果
XとY
が逆転してしまった,これは違反である
XとZ
を入れ替えた影響は
XとZ
の順位だけに関わるべきである
満場一致性
全員がYをXより上位とするなら,集約ルールの上でもYをXとする
およそほとんどの集約ルール,独裁制ですら満たす
#社会選択理論
ケネス・アロー