確定申告における寄附金を控除するための手続き(2023年分)
参考
前提
freee で確定申告の資料を作成している
2024年2月時点の情報を記載している
以下の寄附について記載している
事前に用意するもの
寄附金受領証明書
該当NPO法人が発行した領収書(年末に郵送される)
freee での寄附金控除の入力 - 2024年分
「収支」の「ふるさと納税などの寄附をしましたか?」の質問には【はい】で回答
https://gyazo.com/3c2961575dcc548750d7cb5f4370940f
寄付年月日、所在地、名称、金額等を入力
控除方法は基本的に「税額控除」が選べる場合はそれを選択する
認定NPO法人は以下で調べる
東京都
大田区
freee での入力① (ふるさと納税) - 2023年分※参考までに2023年分を入力したときの内容を残しておく
「収支」の「ふるさと納税などの寄附をしましたか?」の質問には【いいえ】で回答し、直接入力で内容を入力する
https://gyazo.com/39cf44c68d29c7ac139e3b2646f60232
第一表の「寄附金控除」に、ふるさと納税で寄附した金額 - 2000 を計算して出てきた値を入力する。
厳密には上限が「全ての所得の合計額×40% - 2000」とあるが、そこまで大きな額をふるさと納税で寄附することはないので上記の計算式で十分
入力する箇所、反映される箇所は以下のとおり
https://gyazo.com/b49af8cf55d176e28a37af7fd59363b6
第二表の「社会保険料控除等に関する事項...」の中の「(28)寄附金控除に関する事項」に、寄付先の住所・名称そして寄附した金額の合計を入力する。
入力する箇所、反映される箇所は以下のとおり
https://gyazo.com/b31379dffb7829ec187febbc887e3442
第二表の「住民税」の中の「都道府県、市区町村分(特例控除対象)」に寄付した金額の合計を入力する。
入力する箇所、反映される箇所は以下のとおり
https://gyazo.com/b256f0fcc71dd1878888ff4c5d065c2a
freee での入力②(認定NPO法人への寄附)- 2023年分※参考までに2023年分を入力したときの内容を残しておく
その年の所得額によっては所得控除のほうが有利な場合もあるので、その都度判断する。
ふるさと納税の場合と同様に直接入力で入力していく
https://gyazo.com/f26321b73abd2b6825802e9e2f97260f
第一表「(35)-(37) 政党等寄附金等特別控除」に (寄附金の合計 - 2000) x 40%で計算した値を入力する。
https://gyazo.com/f9fa226f1397cbe229d57396f5642af6
第二表「住民税」の「都道府県条例指定寄附」に寄付した金額の合計を記入する。
https://gyazo.com/67b47d7e10afc5174c0404b8fb513c49
添付資料(計算明細書)を作成する
税額控除を受けるためには、計算明細書を作成して添付する必要がある。 計算明細書の作成は freee では対応していないため、PDFを別途入手してそれに金額を入力していくことになる。
フォーマットのダウンロード
https://gyazo.com/d66c527cb137d4c8f696c3e68be6fc5f
ダウンロードしたフォーマットに記入していく
記入例
https://gyazo.com/9f9e02189248f1bc80dab607983bcf31
月々一定額を寄附するようにしているが、寄附金の内訳は年末に郵送で届いた領収書に記載されている合計金額と、領収書の発行年月日を記載した。
https://gyazo.com/0fd27d2c708e93e1b5aa9d60419ee006
フォーマットの下に重要なことがひっそり書かれている
https://gyazo.com/ade4152f26705bf5a3f8a4ef5159aece
これも freee の直接入力編集で記入する
第二表の「特例適用条文等」
https://gyazo.com/5fd4cf190dc0eb771eacd3cc26f18803
code:この文言を貼り付ける
措法41の18の2
記入済みのフォーマットは e-Tax から申告に添付するので保存しておく。