TriggEyeの材料費
視線トリガー (TriggEye)は、安いWebカメラと、安いパソコンさえあれば、すぐにインストールして動かせる。
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2千円の広角Webカメラがあれば、6畳の部屋を丸ごとカバーできる
古いパソコンでも、とりあえず動く (カメラから1.4m以内の視線を検知できる)
新しくパソコンを買っても3~4万円台で組める (高価なグラボは不要)
カメラとパソコンが高性能なほど、視線検知の精度と速度が増す
電気代は0.4~1.1円/時
詳しくはこちら → TriggEyeの性能評価
Webカメラ
ふつうのWebカメラでも、とりあえず動く。
部屋全域のカバーには、「広い視野角」と「それなりに高画質」なカメラが必要。
TriggEyeの性能評価に用いたカメラはこちら。
(このカメラでなく、他社製品でも、もちろん動く。ご参考まで。)
(視線トリガー (TriggEye)は個人開発であり、株式会社BUFFALOとは一切関係ない。)
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Webカメラ(広角120度、200万画素)
2082円 (2019年8月21日の価格)
広角120度
部屋全体を見渡せる
普通のカメラと広角カメラの違いはこちら → 監視カメラ設置 - ぱないの!
1920 x 1080 (30 fps)
理想は、画素数を抑えつつも高画質のWebカメラ。(画素数が多いと計算量が増えてしまうので)
→ 高画素は高画質か? - カメラパーク
フレームレートは10fpsあれば十分。(10fpsなら0.1秒ごとに検知できるし、パソコンの性能の方がボトルネック)
オートフォーカス性能や、調光性能が高ければなおよい。
パソコン
視線トリガー (TriggEye) を動かすだけなら、3万円(税込)で自作できる。
重要なのはマルチCPU性能だけなので、コスパのよいCPUさえあれば、あとの部品は安くてよい。
1.2万円 コスパのよいCPU (おすすめはGPU内蔵の AMD Ryzen3 2200G)
0.6万円 マザーボード
0.3万円 ケース
0.3万円 電源
0.3万円 メモリ 4GB (CPU 3GB + GPU 1GB なのでギリギリ。+0.2万円で8GBにするのが無難)
0.3万円 SSD 120GB
TriggEye は Linux でも動くので OS 代はかからない。
ディスプレイ、キーボード、マウス等は別途必要。
TriggEyeの性能評価に用いたパソコンは、一般用途でも数年間は実用に耐えるように、4万6千円で組んだ。
(上述の3万円のパソコンよりも、メモリとSSDの容量を増やし、手のひらサイズのベアボーンキットを採用した)
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合計45,640円 (2019年8月21日の価格)
11,310円 AMD Ryzen3 2200G APU (CPU + GPU)
16,980円 ASRock DeskMini A300 ベアボーンキット (マザーボード + ケース + 電源)
9,290円 Silicon Power DDR4-2400 8GB x 2 ノートPC用メモリ 16GB (DDR4-2400 SO-DIMM)
8,060円 Samsung 860EVO 500GB SSD 500GB
自作パソコン初心者でも、ベアボーンキットなら、APUとメモリとSSDを載せるだけで、1時間で自作できる。
TriggEyeの検知性能を上げたい場合
16,190円 AMD Ryzen5 2400G マルチCPU性能が Ryzen3 2200G の1.2~1.5倍
9,390円 Silicon Power DDR4-2666 8GB x 2 メモリの周波数も高ければ高いほどよい
2,265円 Noctua NF-A8 PWM CPU温度の上昇を防ぐ高性能静音ファン (取り付けが少し面倒)
組み立て作業のお供に
321円 静電気対策用手袋
スピーカー
TriggEyeを使って見つめるだけでスマートスピーカーを起動するのに用いる
100円均一ショップのスピーカー
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アンプは無い(音量を上げられない)が、スマートスピーカーの近くに置けば、十分使える
給電不要で、配線もシンプル
ただし、Google Homeを雑音の多い環境で使う場合には、給電式のアンプ付きスピーカーが必要
理由はこちら → ウェイクワードの音声
Amazon Echo なら、100均スピーカーでOK
給電式のアンプ付きスピーカー
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588円 (2019年8月19日の価格)
大きな音量で、より確実に、ウェイクワードを伝えられる
電池式は交換が面倒なので避けた方がいい
この用途にはモノラルスピーカーで十分だが、このステレオスピーカーよりも高い(需要が少ないせい?)
物理スイッチの遠隔操作ロボット
TriggEyeを使って見つめるだけでスマートスピーカーを起動する際にも使える
SwitchBot
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4400円(2019年9月10日の価格)
スマートスピーカーのウェイクボタンを、物理的に押せるので、確実性が高い
TriggEyeを動かすパソコンとBluetooth接続し、メーカー公式のPythonスクリプトで、On/Offできる
ただし、
Google Home mini にはウェイクボタンがない
Google Homeはタッチパネルなので、リレータッチボード(662円)が使えそう(未確認。後述)
上述の自作パソコンの場合、別途、Bluetooth 接続のためのパーツが必要
ASRock DeskMini 用 Bluetooth & Wi-Fi キット (3220円) ← 不安定という報告がちらほら
Bluetoothドングル (344円。Prime配送の業者を選ぶ) ← お手軽
リレータッチボード
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662円 + 送料150円(2019年10月15日の価格)
スマホなどの画面をタッチできるボード → Google Homeの天面パネルを操作できる?(未確認)
Raspberry PiやArduinoに3本配線するだけで使える → (Lチカ並みに)お手軽
ただし、Google Homeに使えるかは未確認
リレータッチボードは、投影型静電容量方式のタッチパネルにしか使えない
iFixitによると、Google Homeの操作パネルはProxSenseという部品を使っており、おそらく投影型(っぽい?)
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