fork()関数
「・同じプログラムの処理を複数のプロセスに分けて処理」という目的には、fork()関数のみを用います。fork()関数を発行すると、発行したプロセスをもとに、新たにプロセスを1つ生成します。生成元のプロセスを親プロセス、新規に生成されたプロセスを子プロセスと呼びます。
次のような流れでプロセスを1つ新規作成します。
①子プロセス用メモリ領域を作成して、親プロセスのメモリをコピーする。
②親プロセスと子プロセスは違うコードを実行するように分岐する。これにはfork()関数の戻り値が、親プロセスと子プロセスの間で異なることを利用する。