フラッディング、ブロードキャスト、マルチキャストの違い
また、宛先 MAC アドレスがマルチキャスト MAC アドレスの場合も意図的に全ポートから送信されます。例えば 0100:1234:5678 というマルチキャスト MAC アドレスがあったとし、端末 A と端末 C がこのマルチキャスト MAC アドレスに参加していたとします。 その場合、端末 B と端末 D もマルチキャストを受信してしますが、これを破棄します。
この IGMP は、マルチキャストルーティングを行うときに使うものです。同一セグメントにマルチキャストの送信者と受信者がいる場合にこの IGMP snooping を有効にしている場合、不具合が発生することがありますので注意が必要です。つまり、同一セグメント内でマルチキャストの送受信を行いたい場合は、IGMP snooping は無効にし、全ポートからブロードキャストさせるのがベストプラクティスになります。