115-20180626 明日は明日の風が吹く
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最近タスク管理の方法を変えました。以前はGoogle keepを使っていたのですが、エクセルに変えました。
もう一つは、ログを残したかったのです。多くのタスク管理システムは実行するまで、つまりタスクの設定に関してはいろいろな入力方法を用意し、リマインダも時間や場所までサポートするなど多種多彩です。ところが、いざ「やったことリスト」を作ろうとなるとたちまち困難になります。
そこで、全タスク(完了未完了問わず)の一覧をいつでも見られるようにしました。もちろん、これとは別に日々のタスク入力実行画面がありますし、基本的にいじるのは後者だけなのですが、何かあればすぐに検索していじることができる安心感もあります。
また、プライベート用と仕事用で、仕組み(タスク設定のマクロ)を分けました。なぜ分けたかというと、この両者でタスクの構成が全く異なることかわかったからです。
プライベートでは大半が月次以下のルーチンタスクであるのに対し、仕事は年次単位であり長期に渡るタスクが多い。プライベートでは日次のルーチンがいくつかありますが、仕事の日次ルーチンは「今日のタスク処理の順番を確認する」と「回覧物を確認する」の二つしかありません。また、プライベートではほぼ今日のタスクしか見ないのですが、仕事では一週間先までのタスクリストを常に参照する、といった感じで目線も変わっています。
そして、これは仕事用プライベート用共通なのですが、タスク入力画面に「終了」と「開始」という二つのボタンを付けました。1日の終わりに「終了」ボタンを押して、今日タスク入力画面で追加修正された情報を全て「ログ」に上書きし、一方タスク入力画面を全てクリアしています。ほとんどのタスク管理システムではタスクのデータベースをリアルタイムで更新していると思われますが、あえてバッチ方式にしています。
これは、まっさらになった、片付けた、あるいはアップデートした、というちょっとした達成感があります。たとえ今日のタスクがほとんど思い通りに行かなかったとしてもです。明日は明日の風が吹く。そして、明朝「開始」ボタンを押して、あらたにタスクを表示させるのです。こういう仕組みをやってみたかったから作った、とも言えます。
逆にリマインド機能やサブタスクの設定といった、他のタスク管理システムでは当たり前に備えている仕組みは、ありません。単純に自分にとっては不要だからです。なので、このシステムはお世辞にも他人にお勧めできるものではありませんが、自分自身に取っては最適なシステムです。
もちろん、今後も自身の変化、および環境の変化によって、作るマクロも変わると思います。なにかのウェブアプリに変えるかもしれません。万物が流転するウェブアプリに対して、さすがにエクセルがすぐなくなることはないでしょうから、そういった安心感もありますが、これからも楽しく迷いながらタスク管理を続けていきたいと思います。