105-20180205 color your scrap, color your life(2)
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もうひとつのきっかけは「タスクダイアリー」でした。
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これまでいくつかタスク管理のやりかたを試したものの、うまく行きませんでした。どうしようか、と困ってきたところで、この本を再読してタスクダイアリーというやり方を始めることにしました。
とにかく1日1枚、タスクダイアリーを作り、今日はこれだけやる、というタスクを書く。もし別のタスクを思いついたとしても、よほどの理由がない限りすぐはやらず、メモしておいて明日以降にやる、という考え方です。さらに、毎朝必ずやるルーチンタスクをまとめた「デイリータスクリスト」と、週末に必ずやるルーチンタスクをまとめて「週末タスクリスト」を作りました。これらは純然たるチェックリストで、追加訂正することはありません。都合3つのリストでタスクを運用してみました。
で、これまた紙でやってもいいのですが、スマホさえあればすぐ見られるウェブサービスでやりたい。その方が私には合っていると思ったからです。ところが、今まで使ったタスク管理のウェブサービスには「1日1枚」という概念がありませんでした。
もちろん「今日中にやるべきタスク」を検索し、表示することはできます。しかし、文字通りシートの形で見せてくれるものではありませんでした。「1日1画面」と「1日1枚」では、なんとなく感覚が違うような気がしました。そこで仕方なくGoogle Keepに手入力することにしたのです(実際にはひな形を作ってコピーしています)。
このGoogle keepによるタスク管理は、今のところ案外うまく行っているのですが、私が思うに、その理由が3つあります。チェックボックスがあること(どこまでやったかがすぐわかる)、見た目がカード形式であること、最後に、そのカード毎に個別に色がつけられることです。
私の場合、当日のタスクダイアリーは青、当日のデイリータスクリストは赤、当該週末の週末タスクリストは黄色。昨日以前のリストは色を変えています(その後別のところに履歴を残して削除)。これにより、今日のタスクはどのシートかが、すぐにわかります。ピン留めして最初の項目にするという手もあります。でも、色の方が一目で見分けがつきやすいのです。
こうして、タスクが断片化(というよりはグループ化)され、その断片に色がつきました。この彩りは、私のプライベートの生活をしっかりと管理してくれています。すべてのシートの色が白のままだったら、ここまでうまくいかなかったかもしれません。もしかしたら「色」には、この本の最初に触れられている「衝動の脳」をうまくごまかして、タスクに集中させる働きがあるのかもしれません。これは個人の感覚だけかもしれませんが。
この項、続きます(次で最後です)。