030-20150715 人生を変えるブログ、人生を変えないブログ
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あるいは、ブログを1ケ月続ける前に私が考えていたこと。
と、サブタイトルをつけてみたのは、この本を読んだのがきっかけです。
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この本の主題は、「ブログは人生を変えるのか?」
この本を読みながら、私自身の昔を思い出していました。
私は、90年代のパソコン通信を経験しています。それ以前からある趣味(今の妻と共有する趣味とは別)にハマっていた私は、ニフティーサーブ(@niftyより前)に参加していました。「フォーラム」という一種のコミュニティーの一員として、多くの方と知り合いになりました。
ところがその後、インターネットが押し寄せたのをきっかけに、このコミュニティーは四分五裂してしまいます。その後も一部のメンバーとは今もつながりを持ち続けることができているのですが、その際、情報交換と近況報告の手段となったのは、まずメーリングリストとブログでした。ブログは非公開ではなかったものの、仲間内以外の人が読むことはほとんど想定していませんでした。
その後、手段はミクシィに移り、さらにFacebookに移って今も続いています。それはそれでありがたいのですが、仲間たちはこのとき(数年前に)ほぼ時期を同じくしてブログを捨てています。私も同様です。
つまり、いい悪いは別にして、そもそも人生を変えるためにブログを始めた訳ではないのです。セキュリティーやプライバシーがやかましく言われる今となっては、単なる近況報告目的でブログを使う人はあまりいないと思います。Twitterの方がよっぽどお手軽ですしね。
一方、最近になって私がブログを始めた理由は、人生を変えたかったからです。動機が全く異なります。先述の「趣味」についてこのブログで書くつもりは一切ありません。すでにこの手の情報提供元は「供給過多」ですし、それよりも書きたい理由ができたためです。
たしかに今はこれを読んでいる人はほとんどいないかもしれない(笑)。家庭の事情によりオフラインの機会を持つことが現状不可能ということもあり、ブログの利点の一つである「人とのつながり」という意味ではまだ正直ピンときていません。
でも、公開することを前提に「考えて」書いています。ある特定の話題を中心に「考える」ことで人生を変えたい。そのためにはブログは格好の手段だ、ということに気づいて書き始めました。
この頃、明日に続きます。