017-20150617 シンプルさとADHD3:朝の余裕は一日を左右する
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昨日「時間割は使いよう」と申し上げました。我が家の時間割は、学校の時間割とはちょっと違います。一言で言うと、ゆるいのです。
例えば、我が家の起床時間は、子どもが学校を出る1時間半前に設定しています。起きてから家を出るまでは、おそらくテキパキやれば30分でできますが、あえて1時間半もかけるのはなぜか?二つの理由があります。
ひとつは、何か突発事態が起こっても、時間があればリカバリーがきくからです。以前は起床時間を1時間前にしていました。すると、子供が朝食を差し置いて何かしたい、と思った途端に、あらゆることが簡単にグダグダになりかねないのです。子ども自身はもちろん、親にとっても朝からストレスがたまります。親は「それはやっちゃダメ、あれしろ、これしろ、遅刻するぞ」となります。これが精神にいいわけがありません。妻にとっては、簡単に「地雷」に変わってしまいかねません。
もうひとつは、文字通り「三文の得」。やるべきことを早くやったら、思わぬフリータイムが得られるからです。朝食食べて身支度整えて、まだ時間があれば好きに遊んでOK。さすがにゲームはだめですが。親の方も、余裕があるとちょっとの時間で話し合いができたり、改善提案ができたりします。たびたび早く出社する必要があったりするので、対応も容易です。
なお、ここで言う「起床時間」は目覚ましが鳴る時間であり、家族全員が起きる時間ではありません。私は「起床時間」の少なくとも1時間前には起きています。子どもたちは目覚ましが鳴ってすぐ起きることもあれば、しばらく待たないと起きてこないこともあります。やはり前の晩の就寝時間が影響しますね。でも、多少の遅れは許容範囲。そして、もともと夜型の妻も、ほぼ起床時間に頑張って起きてくれます。
なお、毎朝の朝食は私が作りますが、「起床時間」は私が朝食を作り始める時間でもあります。やはり余裕をもって一日をスタートできるかどうかが、その日の精神状態を大きく左右するのです。