012-20150612 「地雷」回避への努力5:そして、淡々とリカバリー
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いろいろやっても「テンパる」ことは、残念ながら避けられません。昨日まで書いたことはもちろん無駄にはならないのですが、突発的事態は避けられませんし、同じ事態でもそのときの気の持ちようでテンパる確率が大きく変化します。
妻の場合、先に書いたとおりテンパると動けなくなるので、そうなった場合、たいていLINEで通知が来ます。勤務時間中にこのような通知が来るのは日常茶飯事で、場合によっては早退して、家事に対応します。
そのときには、まず妻に二つのことをお願いします。
・あなた(妻)は何もせずに横になって休むこと
・子どもたちには好きなことをさせること
テンパっている妻にとっては、こどものそばにいること自体がリスクです。さらなる地雷を誘発させかねません。我が家でも子どもたち対していくつかのルールを設定しています(テレビを見られる時間とかゲームをできる時間とか)が、これを一旦解除して、妻・こどもともにストレス要因を減らし、状況の安定化を図ります。
しかる後に、私が帰宅して、家事・育児の一切を仕切ります。妻は(普通の家庭に比べて)よく動けなくなるので、子どもたちは、そうなった妻に手出しをしてはいけないことぐらいは認識しています。そして落ち着いた子どもたちに対して最低限やるべきことに注力します。すなわち、食べさせて、着がえさせて、寝かしつける。これだけです。
例えば、寝かしつける過程で絵本を読んであげる、といったことはしますが、状況を見て、上記3項目以外はできるだけカットします。風呂はもちろんパス。1日抜いても死にやしません。子どもが入りたいと言えばOKを出すこともありますが、時間をかっきり制限し、時間がきたらタイマーを鳴らして容赦なく上げさせます。
これはルールからの逸脱であり、「一事が万事」のような見方からするとよくないことはわかっています。しかし、家事の崩壊や妻の健康状態の悪化よりも一時的な例外設定の方がまだまし、と割り切ってます。この点はまだ考慮の余地があるかもしれません。
もうひとつ気をつけていることは、あえて感情を表さずに「淡々と」遂行することです。そうすることで、子どもたちは今が緊急事態であることを認識しやすくなりますし、妻にとってもその方がかえってありがたい、と言います。
淡々と、限定した課題に、集中する、というのは、シンプルな考え方にも共通するかも、とはちょっと強引でしょうか。