短文メモ25
2021/10/11
鬱がひどくなってきた。
原因は色々考えられる。
9月から勤務地が変わったこと、9月末まで笹井賞・歌壇賞に取り組んでいたこと、家族の健康状態のこと、などいろいろあって、それらが複合的に不調を誘引したのかもしれない。
笹井賞の選考座談会にあった、千葉雅也が「散文ジャンルではわりとある手法」としつつも、ほかの選考委員が「短歌では新しい」とした議論、ほかの創作ジャンルでもすこしジャンルがずれるだけで表現技法の目新しさは全然変わるので、問題にすべきことでもないというか、短歌で新しければ、それで問題ないと思う。
2021/10/13
自分の内向的な人格がいろいろなところで問題を生んでいて、かといって直ちに死ぬようなことではないのだけど、ただ明らかに人生での損みたいなものがある。
フイギュア・二次絵ぶっかけ等をUPする人は本当に真っ直ぐな目をした好青年ばかりなのだけど、自らのペニスサイズを誇示する意図で画像をUPしてる人は、屈折してる人ばかりと感じる。
2021/10/15
父親の葬式は家族葬で済ませたけど、父親の家族親族にも事後報告だったので、たぶん親族間でギクシャクしてるんじゃないかと思う。
父方の親族とは、(ごく近くに住んでいてふだんから交友のある人を除いては)もう断絶したものと思うべきものなのだろうな。
2021/10/21
うつがひどい。
毎日持久走みたいに苦しくて、苦しさから逃れたくて、本当に自殺してしまいそうです。
地元の駅前にあったスーパーの名前が「パルス」だったので、ブルーインパルスって語を見ると、なつかしい気持ちになる。
2021/10/22
安かったので通販のついでにデモテープ買ってみたけど、本当に下手でどうしようもなかったバンドの曲が何度も脳内でループする。
2021/10/25
父親は家族と離れてマンションで一人暮らしをしていたのだけど、その部屋の隣の部屋が暴力団の事務所みたいな感じで使われていたっぽく、隣の部屋からベランダづたいに逃げてきて、窓の外から「部屋を通して逃げさせてくれ」と言ってきた人がいたらしくて、父親は断ったという話だった。
「単身赴任」ということになっていたけど、それは便宜上のもので、実際は家族と一緒に暮らすのがだるかったのだと思う。
2021/10/26
短歌における(たぶん世代的な問題で)わからない語があるというの、わたしは「ブラック・マジシャン・ガール」がわからなくて、「老…」って思った。
2021/10/29
もう本当に無理なので、「ザル おすすめ」とかでググって、余裕ある生活を想像して気を落ち着けている。
2021/11/02
学生時代、大学から2kmぐらい離れた下宿に住んでいて、いつも自転車で通っていたのだけど、部屋でレポート書いていたら、窓の外に来春から大学に通うのでアパートや下宿を見て回っているという親子がやってきて、部屋を見学させてほしいとのことだったので部屋に入れて、部屋を見せつつ住み心地とかいろいろ伝えたりして、そのなかで、「学校までの距離とか気にならないですよ」とか言ってしまったのだけど、普通に考えて2kmって遠いし、雨とか降ってたらなおさら厳しいので、ひょっとして通学を挫折させるようなことを言ってしまったのではないかと今になって心配しているし、ちゃんと学生生活を送れただろうか、あのときの彼は。と考え込んでしまう。
2年の途中まで、もっと遠いアパート借りて住んでいたので、それに比べたら全然近いという感覚でいたのだけど、いま考えると普通に全然遠い。
そんなことを思いつつ、ストビューで当時住んでいたアパートを見てみたら、なんか新しくてきれいな建物……たぶん学生用の下宿とかではなさそうな建物が建っていた。
2021/11/12
ジャズアレンジされた「ようこそジャパリパークへ」を流していたラーメン屋が、次第に公衆便所並みの下水の臭気を店内に充満させるようになり、ある日突然持ち帰り弁当屋になるまで。
2021/11/16
公共交通機関での狼藉者によるテロ、むかしは事前にインターネットで犯行予告みたいなのがセットになっていたと思うのだけど、もはやインターネットにも居場所がない奴らが事件起こしているみたいな感じなんだろうか。
2021/11/22
自分の親はスマホとかパソコンとか、そういうものにまったく疎いし、世代的なものかと思ったけど、同世代でも普通にLINEだの何だの使うっぽいので特に遅れているようで、自分もいまだに初代iPhoneSEで不自由感じていないし、どんどん取り残されていくのだろうなと思う。
2021/11/24
東京ダークキャッスル行って帰ってきて着替えてたら「AUTO-MOD」と刻印されたピックが服のどこかから転がり落ちてきたことある。