リズムの本質について
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2021/1/10
2021/1/23
ルートヴィッヒ・クラーゲス『リズムの本質について』(平澤伸一・吉増克實訳、うぶすな書院)読了。拍子とリズムとの差異を論じることを通じて、生々流転する現象に対する精神と生命での関わり方の違いを解く。読みづらいのは読点を極力排する訳し方のせいかと思ったが、原著自体が難解らしかった。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
クラーゲス,ルートヴィッヒ
1872‐1956。北ドイツのハノーファーに生まれる。ライプツィッヒ大学を経てミュンヘン大学に進み化学で学位を取得。青年期を通じて世紀転換期のミュンヘン・シュワービングで過ごし、シューラー、ヴォルフスケールらとともに宇宙論サークルの一員としてゲオルゲ、レーベントロウらとも濃密な交友関係を結んだ。学生時代からブッセらと筆跡学会を設立、筆跡学者として活動。ゲーテ、カールス、ニーチェ、バッハオーフェンらを先達としながら研究を続け、次第に性格学者、表現学者、さらに生命の哲学者として独自の立場を確立した
平澤/伸一
1947年生まれ。一橋大学経済学部卒。千葉大学医学部卒。東京女子医科大学精神医学教室助教授、東京厚生年金病院神経科部長を経て、現在、半蔵門心療クリニック院長。精神医学専攻、医学博士
吉増/克實
1947年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒。東京女子医科大学精神医学教室助教授、東京女子医大東医療センター心の医療科診療部長を経て、現在、もりのひと心の医療科クリニック院長。精神医学専攻、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)