InnoMaker Rpi HiFi DAC Hat
チップはTexas Instruments pcm5122。32bit 384kHz対応。40ピンでRaspberry Piに被せて使ふ、所謂Hat形式。出力はRCA×2と3.5mmイヤホンジャック。またRaspberry Piの出力をそのまま出す40ピンが出てゐる。
2個の水晶発振子を搭載し、マスターモード動作が可能(ドライバはAllo Boss DAC)。
RasPiをスレーブにすることでクロックの弱さを補ふと期待できる。
一種のリクロッカとして上部ピンからI2S DACに接続可能。
細かい半田付けを頑張ればMCLKも取れるらしい。
このDAC自体の音もかなりよい。最初は線が細くて低音も弱く物足りない気がしたが、解像度が高くフラットで、たぶん手持ちの中では一番「オーディオ的にいい音」かも。
ただし3.5mmジャックはノイズがひどい。
ヘッドホンアンプ部が悪いのか、ジャック自体か、基板の構造でノイズが乗りやすいのか、いづれにしても出力はRCAから取つて別のヘッドホンアンプ経由で聴くのがよささう。
#オーディオ機器 #DAC