社会
基本的にはシステムの話なのでホーリズムの概念を援用して認識してゐる。
個個が無関係に存在するだけでは不可能なことが「共に在る」ことで可能になる。
2人乗り、じゃんけん、対話、協力、ダブルチェック、争ひなど。3人以上ならチーム戦、より大きな力の集約、分担などができると同時に、仲間外れなども生ずる。
当然それは良い面ばかりではなく悪い面もあるので、規範なり法なりでうまく制御する必要がある。
システムの自己目的化をどう抑制するか(畢竟、権力の腐敗をどう防ぐかでもあるかも)。
人権(自然権)概念、民主主義、権力分立辺りが現状での実装。
これらが実際どの程度機能してゐるか、どうすれば上手く機能させられるか、辺りが課題かも。
この観点から、社会の役割はリソースの集約と再分配にあると考へる。
権力の必要性、またその扱ひ方について。
これは資本主義および自由市場の概念と時に対立する。
異なる社会同士の衝突を仲裁し得るものは何か。
上位レイヤー(国連など)の設定は(原理的に)実効性のある解答たり得るのか。