引っ越し業者選びテクニック
結論
サカイとアートの 2 社で合い見積もりを取れば OK
値切れるかは枠次第なので引越し先が確定したらすぐに見積もりを取ること
考え方
クーポンや福利厚生にある引っ越し料金 20% オフみたいなのは無意味
あれはアフィリエイトなので紹介料キックバックが入るだけ
値引き幅の方が遥かに大きい (半額以下になります)
引っ越し業者は 必ず 合い見積もりする
引っ越しには相場が存在しないので基本的にはふっかけてきます
shunirr の事例だと、当初見積もり 10 万円 (クーポン利用で 20% オフ時点) と言われたものが 4.6 万円、その後の他社見積もりで 3 万円台と言われた 「平日や午後便だと安くなりますよ」と言われるが気にしなくて OK
圧倒的に値切り幅の方が大きい
第一希望の日程決め打ちで交渉しましょう
引越し予定日が遠ければ遠いほど有利になるので値引きできる
業者に断わられると引越し失敗リスクが高い状況では値切りに強気になれません
引越し直前の予約
3 月などの引越し繁忙期での予約
逆に、断わられても他社で契約できる状況であれば値切りは大きくなる
1 ヶ月以降の引越し
3 月以外の閑散期
うっかり契約書にハンコやサインをしても引越しは無料キャンセルできる
「即契約してくれれば n% オフです」みたいなことを言われてうっかり契約してしまっても、 3 日前までなら無料キャンセルできる
根拠は国土交通省の「標準引越運送約款」
マイナー引っ越し業者だとこの約款に準拠していない可能性があるかも?
注意点として、キャンセルする場合に貰った梱包材などは返却する必要がある
うっかり使ってしまうと買取になる
見積もり時に貰える米は返さなくていいのかな?
値引くと営業マンの上司に電話するイベントが発生したりする
心理的にキャンセルしづらくする作戦だが、そういう作戦であることを知っていれば平常心でいられる
基本的にマイナー引っ越し業者を選ぶ理由は無い
サカイ、アートあたりで合い見積もりさせればよい
オプションが異なると合い見積もりにならないので、事前に調べて揃えておく
荷造りや荷ほどき等のオプションの有無
洗濯機のホース接続はめっちゃ簡単なのでオプション料金払う必要はない
これで 5000 円とか取ってくるところもある
「インターネットや電気の業者に個人情報を渡すと n 円安くなりますよ」と言われるのは受けて良い
「別に契約する必要はないので〜」と言われるが、実際には電話を取らなくとも何も問題がない
個人情報を他社に渡す時点で引越し業者には利益が発生している
具体的な値切り方
引越し代として想定している金額を考えます
(前回の引越しは 6 万円だったからそれくらいかな?)
その金額を半分にします
(3 万くらいかな)
引越し業者を呼びます
業者「見積もりさせて頂きました、 10 万円ですね〜」
嫌な顔をします
俺「う〜ん、ちょっとこの値段だと難しいですね〜。合い見積もりの予定なので、他社さんにも見積り取ってもらいますね〜」
業者「なるほど、であればいくらくらいのご予算を想定していますか?」
俺「(半分にした金額を言う) 3 万円くらいですかね」
業者「それは…! 難しいですね……。少し値引きさせてもらうので何とかなりませんか? (電卓カチャカチャ) 6 万円でどうでしょうか??」
俺「なるほど、確かに安くなりましたが、まだ予算オーバーですので、やはり他社さんにも見積って判断したいと思います」
業者「上司の確認が必要なのですが……、もし 4 万円であればご了承いただけますか? この場で契約してもらうということで了承してもらえるなら上司に確認します。ですが本当に値下げられるかは断言できません。。。」
俺「この値段ならいいですね〜」
業者「(電話) shunirr さんですが、 4 万円であれば契約していただけるということでして…。はい…はい…大丈夫ですか? ありがとうございます!」
業者「4 万円で良いそうです」
俺「ありがとうございます」
→ 契約書にサインをする
即座にもう一方の業者に電話連絡をします
俺「○○という業者にお願いすることになったので訪問見積もりはキャンセルしてもらえますか?」
業者「えっ!!! ちなみにおいくらですか? 引越し予定日と、見積もりでもらったトラックのサイズは分かりますか?」
俺「(値段は答えずに) ○月○日の午前で、トラックは 2 トンロングってやつですかね?」
業者「それならうちは 3 万円で出来ますよ!」
俺「なるほど、元より安いのでお願いしたいと思います」
→ 電話なので契約書へのサインはありません、営業の訪問スケジュールを調整しましょう
最初の業者を断わります
俺「あの後○○という業者で 3 万円といわれてそちらで契約することにしたので、キャンセルしてもらえますか? 梱包資材の回収もしてもらいたいです」
業者「うちも 3 万にします!!!」
俺「じゃあそれでお願いします」
2 番目の業者を断わります
俺「やっぱ元々のとこも 3 万になるっていってたんでキャンセルで〜」
学び
「標準引越運送約款」があるので、契約書にサインをしようが 3 日前までならキャンセル料なしで引越しはキャンセルが出来ます
これを利用すると、複数業者の有効な予約を保持しながら値下げ交渉ができます
2 つ目の業者で 3 万円にならなった場合、 1 つ目の業者で 4 万円で引越しをしてもらえます
1 つ目の業者の再交渉で 3 万円に失敗した場合、 2 つ目の業者と 3 万円で契約することが出来ます
梱包資材のやりとりは面倒なので、最初に資材を貰った業者と契約する方が手間がありません