ミニPC購入検討メモ
DeskMiniシリーズ - ASRock
マザーボードと筐体のみ販売しているのでパーツは自分で買う自作形式
相性問題などはありそうだがトータルの費用は抑えられそう
CPUなども自分で換装出来るので故障などあれば買い換えるなど
M.2 SSDスロットがPCIe 4.0で揃ってるのでディスクIOの多い用途であれば有利そう
Deskmini X600 本体32800 + CPU: Ryzen 8700G 52,980 + メモリ64GB 25000 + SSD 2TB 20000 = 130800円ほど
ASRockは大手メーカーなのでサポートはしっかりしていてマニュアルなども用意されており、BIOSの定期的な更新なども受けられそうなところもとてもよい
DeskMeetシリーズは筐体が大きくなるがGPUも刺せ拡張性に余裕がある
CPUクーラーなどもNoctuaの静音ファンなどに交換出来るなど拡張性がある
デフォルトのクーラーはそこそこ音がするらしく冷却性能もあまり高くないらしいので交換推奨
Minisforum HX100G並に筐体を小さく抑えるということは出来ない
155 x 155 x 80 mmでHX100Gよりやや厚みがある
ストレージはPCIe5.0 x1, PCIe4.0x 1, SATA x 2なのがよい
PCIe5.0 ssdは発熱量が高く冷却のためのファンがうるさいという話もある
ただ実用上はPCIe4.0でほぼ全てのユースケースで十分な速度は達成出来る. 体感上での4.0と5.0の違いはもはや誤差レベルではある.
SATAがあるので安価な2.5inch SSDを積むことも出来る
外付けでガチャガチャせずにまとめられるのは便利
外付けHDDに保存していたデータ等もマイグレートするのもあり
AM5 Socketなので将来的にCPUをアップグレードすることも出来る
最低限2025年までAM5であることは公式が保証している
ただアップグレードが必要なほど年月が経つとメモリの新規格やらインターフェースの新しい規格が出来たりでマザーボードごと新規に買い替えた方が新しい規格を使えて安くつく場合もあるのでなんとも言えない
Windowsであればハードウェア要件で足切りする可能性もある
部品を変えることで性能を変えたりすることを趣味とするならDeskMiniはいい選択肢かもしれない
趣味としてミニPCを楽しむ予定がなければアップグレードを前提としない既成品のミニPCでよい
Minisforum HX100G
dGPUを積みつつCPUがRyzen 7840HSなのである程度何でも出来る
dGPUはGTX 1080と同程度の性能はある
ただ公式のDiscordなど見ると急にブラックスクリーンになって落ちるなどやや安定性に欠ける動作なども見受けられる
公式のサポートでレジストリを修正することで直るとも言っている
またMPOを無効化することでも直るかもしれないとRedditにあった
より小さいUMシリーズなどの筐体では熱問題が起こるということがよく報告されている
やはり筐体の小ささに対して冷却が追いついていないことによる不具合もある
長く使うには自分でヒートシンクを付けるなどセルフでの冷却対策は必要に思える
サポートは基本無いようなもので、何か問題が起こってもセルフ対応というようなノリ. BIOSの更新などもほぼないようで一度売ったら後は基本的には公式が何かサポートするということを望めなさそう。更新がないので長く使うという点では心配が残る. 長くて数年程度で買い替える想定か。
最初から完成してるので自作趣味が無く色々頭を悩ませたくない場合は既成品のこちらの方がいいかもしれない
冷却面も最初から考慮されているので冷却フローをどうするかとか基本的に考えないでいい
サイズ: 205×203×69.3mmで縦横には大きいが厚みがやや薄いのがいい
ストレージはPCIe4.0 x1, PCIe3.0 x1 なのでややDeskminiには劣る
ただUSB4があるのでUSB4に対応した外付けSSDなどつければ内蔵並の速度のポータブルSSDとすることも出来る(外部なので高くはつく)
薄さではDeskminiより薄いながらdGPUを積んでるのはすごい
静音性能は割と高い
GPU性能がいらないならHX100Gである必要もないといえばない
USB4ポートがあるのは大きい
MS-01にもUSB4ポートがあるのでポート同士を繋ぎ他の機器なしで10GbpsのLANを構築出来る
10gbEを構築できれば一方をファイルサーバにしてネットワークマウントなどしやすい
下手に内蔵6Gbps SATA SSDを格納するより速い場合もある
PCIe 4.0x16スロットが空いており拡張出来るのも強い
17cm以内, ロープロファイルシングルスロット、電源不要のものに対応している
M.2変換拡張カードを差せばM.2 SSDを4つ追加することも出来る -> NAS化へ
ネットワークカードを追加してNICを増設することも出来る -> ルーター化
Thunderboltポートを追加しディスプレイ他周辺機器拡張なども可能
メイン機として使うにはストレージが多い方がいいのでM.2変換カードがよいか
Minisforum MS-01
結論から言うとこれにした
1L筐体でLenovoのm75q gen2などとほぼ同じサイズ
USB-4ポートx2
SFP+ ポートx2
2.5GbpE RJ45x2
M.2 ssd slotx3
PCIe x16 空きx1
以上のポートがあり拡張性があることが決め手となった
メーカーデフォルトで拡張性があることが重要
拡張しなくてもNICが4ポートありUSB-4でhost-to-hostでネットワークを構築することもできるから実質デフォルトで6ポートNICが存在するとも言える
PCIeスロットの空きもありNICを追加するなりビデオカードを追加する, M.2 SSDポートを追加するなりも可能
デフォルトでM.2 ssdスロットが3個あるのも強くちょっとしたNASのように運用することも可能
NASとして運用するなりルーターOSを入れるなり用途が幅広いのでホームラボマシンとして最適
価格も控えめ