SaaS×AI
AIはもはやSaaSの「当たり前品質」として組み込まれていく
→AI対応自体が差別化の大黒柱にはならない話
なぜなら
Prompt Engineeringの画期的な点は、Fine-Tuningのプロセスが非技術者に対して民主化されたことにある
「AIの民主化によって、Fine-Tuningで差別化することが難しくなる」可能性がある →すなわち、ChatGPTなどの民主化されたアルゴリズムに乗っかるだけでは吐き出されるアウトプットが同じということ。
差別化していくためには?
1.「データを押さえる」こと
業務SaaSにおけるLLMの価値は「人間が最終責任を負えること」、すなわちその内容が真実と確認できること」と不可分になると私は考えています。活動において致命的な問題であるためです。
SaaSが、インターネットから拾ってきた誰でもリーチできるデータではなく、その企業内にしか存在しない、その企業内で真実性が担保されている情報と連携し、それを推薦することができれば、それは圧倒的な体験になります。
2.「業務フローを押さえる」こと
LLMを特定の業務のために尖った体験に昇華するためには、その業務に最適化されたソフトウェアと組み合わされることが重要です