本当にその機能は必要か?
提供し、検証したいUXは損なわずに削れる機能を徹底的に削れるか、そういった隠れた義務を全員が当たり前に全うすると、チームは平和になる可能性が高くなる
なぜ機能を削るのが良いのか
機能を削ることで得られるのは、もちろん工数削減による単純な時間的余裕(サボタージュの機会)もあるが、他にもいくつかある。
・ユーザーに対してよりシンプル(=初期の学習コストが低い)機能が提供できる
・時間的な余裕が発生したことにより精神的な負荷が低下する
・機能の効果検証時にノイズが少なくなる
・後々チームメンバーが互いに「一体誰がこの不要な仕様追加したんだ...」という疑心暗鬼に陥らずに済む
なぜ機能を削れないのか
・事業ドメインの制約上、セキュリティ・リーガル面を理由に盛り込まないといけない機能が多い
・クライアント企業が存在して、かつ意思決定権が手元にない
・PO/PMが機能削減に対して理解がない
削らない方がいい機能は何か
よくありがちなミスとして、「出来合いのフレームワークでデザインをチープにしてフロント側の工数を削る
「ユーザー体験に大きく影響を及ぼすけど、実装難易度が高いのでやめたい」という怠けをなんとか取り繕おうとするのはよろしくない