2022/12/11
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心の広い利他的な人は、他者を引き上げることにより成功する。損得を度外視して、有望な人やアイデアを支援する。知識を惜しげもなく披露する。やっかいな仕事もすすんで引き受ける。ただし、こうした「いい人」は組織で最も貴重な人材であると同時に、最も燃え尽きやすい一面をも持つ。自己防衛をしなければ、他者への尽力がたたって過大な負担と疲れを抱え、仕事の目標達成が遠のくこともあるだろう。どうすれば、そうしたひどい事態を避け、活力を維持し、成果を出し続けられるだろうか。筆者らの4年間の研究をもとに、そのための方法を紹介する。 人の寛容度を「自分本位」「お互い様重視」「節度ある寛容」「滅私」に分類して、滅私が自他にとって長期的にどのような弊害を生むか、それを節度のある寛容に変えるにはどうすればいいかを紹介している この本 (特集) の良いところは、単に「断りましょう」 というアドバイスをするのではなくて、支援の方法・タイミング・相手を見直す提案をしているところ
今まで意識したことがなかったけど、自分はかなり利他的・滅私的であることが分かった
メールやチャットには常に他者からの依頼が溜まっている状態
とはいえ、解けそうな問題 (選択肢) はどうしても増え続けてしまう
たとえば、仕事について考えると、これまでは、私が京都にいる場合は、京都にいる人にしか会えなかったわけです。だから、京都にいる人だけを思い浮かべながら「誰と会えば、いい時間になるか?」って考えていればよかったんですけど、いまは、地球の裏側にいる人とも、日常的にやり取りできるようになっちゃった。ところが「時間」の制限は残っている。つまり、誰とやり取りするかという選択肢は以前よりも飛躍的に増えたけど、何十人、何百人と、やり取りできるわけではない。
自分が得意な支援 (課題設計、解法の助言、実装、...) であれば負荷にならないけど、最近は調整役になったり書類作業をやったりという頼まれごとが増えてきているのが大変
何でも引き受けるのではなく自分が特に貢献できる形での支援を提示して余力を作る
最初は軽い依頼だったのが徐々に重くなって後から断れなくなるパターン
「始める」ことに少し慎重になってみる
適切なゴールや中間成果を設定してみる
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