明治大学のアスパラガス
気になったので調べた
収穫に3年かかっていたのが、1年に短縮できる
冷害対策にビニールハウスが必須だったが、不要になった
露地栽培できる
「採りっきり」の由来
通常3年かけて若茎を萌芽させた後、10年ぐらい収穫し続ける
それを1年目で萌芽させた後、1回で採りきってしまう
そしてまた植える
【新栽培法(採りっきり栽培)】
農家のニーズ
・定植時の作業負担を軽減
・太もの収穫のための早期定植による大株養成を低コストで実現
新規ホーラーのご提案
・作業姿勢を改善します
・深植えに適した穴で低温の影響を軽減します
発明の名称:植え穴形成装置
発明者:元木悟
出願人:学校法人明治大学
特許出願公開番号:特開2016-67220
開発したホーラー / 既存のホーラー
https://scrapbox.io/files/629201d72ac8540023594196.png
埼玉県三郷市の事例
アスパラガスは価格が安定している
生産が難しかった
新しい栽培方法は、植えてからほとんど放っておいても育つ
収穫のタイミングが4, 5月
国産のアスパラガスが最も少ない時期なので、高値で売れる
アスパラガスは収穫してからの劣化が速い
都市部で生産すると良い
市の「チャレンジ農業支援事業」という助成事業を使った
パイオニアエコサイエンス社は農地個別の土壌診断などでサポートしている
神奈川県川崎市
畝に15cmの穴をあけると、冷害対策になる
ビニールハウスが不要になる
植える時期を2ヶ月前倒しできるようになる
穴をあける専用の道具も開発した
https://scrapbox.io/files/629200d0cc7101001d023fce.png
すごいな。産学共同研究の理想形みたいな感じだshokai.icon ニーズはあるのに技術的に困難だった所を、突破できた
成果が実社会で運用できている
特許申請して知財取ってる
共同研究した会社はコンサル・サポート業務が回っている
複数の自治体とも連携している