TeXで使うための図やグラフをPowerPointで作成する楽な方法
https://gyazo.com/7a35b56b693afaf4c23eda8dc5a03e5a
なぜpdf?
世の中の画像には、ラスタ画像、ベクタ画像がある
ラスタ画像:ピクセルの集合。写真や絵を保存するのに向く
ベクタ画像:線を数式で表わして保存。図や文字を保存するのに向く
論文では、主に絵ではなく図が乗るので、ベクタ画像であるpdf形式で図を埋め込む
Powerpointでの論文用の図の作成
はじめに、実際に紙に論文を印刷した際に、どのくらいの大きさで図を作りたいかを決める
ここでの指定は厳密ではない(後で拡大縮小する)ので、適当でよい
縦横比や、変な余白が生まれないことが大事
普段は、2段組みを想定して、横6cmくらいで作ることが多い
Powerpointでスライドを新規作成
サイズを設定
「デザイン」タブを選択 → 「スライドのサイズ」を選択
「ユーザー設定のスライドのサイズ」を選択
ダイアログが出るので、実際にサイズを入力
https://gyazo.com/75afdd559b1047b6bc6fe53edbbb848f
実際の作図
普段スライドづくりで使っているのと同じように、図を作成する
白黒で伝わるように作る
背景色を使わない
余計な線を使わない
色は、本当に必要な色分け以外で使わない
注意事項:
図中に、ラスタ画像を貼りこまないように気を付ける
スクショやいらすとや画像などは、ラスタ形式なので、図中に貼っても拡大するとジャギる
基本的には、パワポの図形の組み合わせとテキストだけで作成する
pdfでの保存
作図が終わったら、保存
まず最初にppt形式で保存(上書き保存)
次に、pdf形式のコピーファイルを作成
pdf形式での書き出し
メニューから「ファイル」を選択
「名前を付けて保存」を選択して、保存先フォルダを指定
保存形式の一覧があるので「PDF」を選択して、保存
https://gyazo.com/b180ec1549c76743c4671db098755555