DEIMに投稿しよう!
DEIMとは
データベース分野の「大会」に相当する国内学会
大会:情報系の多くの分野が年に1度開く、学生の発表をメインにした大規模な学会
DEIMの正式名称
英名:The N-th Forum on Data Engineering and Information Management
和名:第N回 データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム
通常は「DEIM2019」などの西暦つき略称で呼ぶ
対象とするトピック
Web、データマイニング、情報検索、その他いろいろ
詳細は各年のトピック一覧を参照
ほぼ 査読なし
極端な不備がない限り、投稿さえすれば発表可能
テーマが情報学やデータ工学と無関係
剽窃が明らか
査読時に極端に枚数が少ない、フォーマット違反
etc...
DEIMの特徴
超超大規模!
500名~
同じ分野の研究者・学生が一堂に集まる
合宿形式(2泊3日)
全員が同じ宿に宿泊
部屋は相室
昔は他大学・同学年とのマッチングを優先していたが、最近はそうでもない
充実したナイトセッション、懇親会
ナイトセッションでは研究内容ではない様々な話題で講演
「博士進学するべきか」など人生相談や「トップ会議対策」など真面目なセッション
企業の研究者の人による「ぶっちゃけトーク」のセッションなども
懇親会
大部屋に、ちょっとした酒とつまみが用意される
他大学で似た研究をしている学生と仲良くなろう!
幅広い発表者、幅広い研究レベル
プロ研究者(助教や教授、企業の人)
博士課程、修士課程の学生
学部生
コメンテータ制度
すべての論文に対して3名の「コメンテータ」が割り当てられる
関連分野のプロ研究者があらかじめ論文を熟読
コメントや質問を準備して発表会場にまぎれている
突っ込んだ質問やコメントが期待でき、有益な議論が可能!
手厚い受賞制度
論文賞
学生プレゼンテーション賞
ポスター賞
発表形態
通常(口頭発表 + ポスター)
論文:8ページ
用意するもの:論文、スライド、ポスター
口頭発表のみ
論文:8ページ
用意するもの:論文、スライド
ポスター(インタラクティブ発表)
論文:4ページ
用意するもの:論文、ポスター
おおまかなスケジュール
12月 下旬:発表申し込み
必要なもの:論文タイトル、アブストラクト(概要)、著者情報
1月 初旬:閲読論文 投稿
必要なもの:仮論文(最終版の半分が目安、多くの場合4ページ)
仮論文は、査読、部屋の割り当てなどに使われる
評価実験や、手法の確定していない部分は、「実験予定」など計画で書いてOK
仮論文があまりにもひどいと、拒否される場合がある
2月 上旬:参加申し込み
必要なもの:クレジットカード
2月 上旬:予稿集論文 投稿
必要なもの:本論文(8ページ)
実際に会場でみんなが読む / コメンテータが読んでくるバージョン
3月 上旬:会議本番
必要なもの:スライド、ポスター
3月 中旬:最終稿提出
必要なもの:8ページの論文(最終版)
会場でもらったコメントなどを反映して、全世界に公開して恥ずかしくないレベルに
あとから実際にWeb上で閲覧できるバージョン
過去の開催情報
table: past_venue
年度 会場 開催地
2024 アクリエ姫路 姫路
2023 長良川国際会議場 岐阜
2022 オンライン(名古屋) オンライン
2021 オンライン(福島) オンライン
2020 磐梯熱海 ホテル湯の華 福島
2019 ホテルオークラJRハウステンボス 長崎
2018 あわら温泉 清風荘 福井
2017 高山グリーンホテル 岐阜
2016 ヒルトン福岡シーホーク 福岡
2015 磐梯熱海 ホテル湯の華 福島
2014 淡路夢舞台&ウェスティン淡路 兵庫
2013 磐梯熱海 ホテル湯の華 福島
2012 シーサイドホテル舞子ビラ神戸 兵庫
2011 ラフォーレ修善寺 静岡
2010 淡路夢舞台&ウェスティン淡路 兵庫
2009 ヤマハリゾートつま恋 静岡
(これ以前は「DEWS(データ工学ワークショップ)」で別もの扱い)
莊司研での扱い
卒業基準(厳密ではない)
学部生:DEIMにフルペーパーまたはポスターで発表
修士:1件以上の国際会議発表、DEIM 2本
名前で検索した際に1本も学会発表が出てこないのは、情報系として許されない
https://gyazo.com/398a16164f691d267989428031ac00a9