NATの仕組み
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NATとは!
NAT(Network Address Translation)はIPアドレスを変換する技術。
一般的にはプライベートIPアドレス→グローバルIPアドレスへの変換技術。
インターネットはグローバルIPアドレスを使用して構築したネットワークだが、企業ネットワークはプライベートIPアドレスを使用して構築されたネットワークである。そのため、企業LANネットワークのクライアントPCがインターネット接続する場合にはプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する(NAT)必要がある。
NATの特徴
NATでは一般的にIPパケットのヘッダ内にある送信元IPアドレスを変換する。企業ネットワークでは送信元IPアドレスがプライベートIPアドレスのため、NATでグローバルIPアドレスに変換する。
NATでは企業内LANのクライアントPCに割り当てられたIPアドレスを変換してインターネット通信を行うことになるため、セキュリティが向上する。しかしその一方でアプリによるNAT変換での通信が正常に動作しない問題点もある。