Pickers
原文:https://developer.apple.com/design/human-interface-guidelines/ios/controls/pickers/
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ピッカーは、スクロール可能な値のリストを1つまたは複数表示し、そこから選択することができます。
日付ピッカーは、カレンダー表示で日を選択したり、テンキーを使って日付や時刻を入力するなど、値を選択する方法をサポートしています(詳細はDate Pickersを参照してください)。
どちらのタイプのピッカーも、単一または複数の値を選択することで、情報の入力を容易にします。
中程度の長さのリストを表示する場合は、ピッカーの使用を検討してください。
かなり短い選択肢を表示する必要がある場合は、ピッカーの代わりにプルダウンボタンを使用することを検討してください。
ピッカーを使用すると、多くの項目を素早くスクロールすることができますが、短い項目のリストでは視覚的な重みが大きくなりすぎてしまいます。
一方、非常に多くの項目を表示する必要がある場合は、リストやテーブルの使用を検討してください。
リストやテーブルは高さを調整することができ、テーブルにはインデックスを含めることができるため、リストの一部を素早く表示することができます。
詳しくは、Tablesをご覧ください。
予測可能で論理的な順序の値を使用する。
スクロール可能なリストが静止していると、ピッカーの多くの値が隠れてしまうことがあります。
アルファベット順の国別リストのように、隠された値が何であるかを予測できると、素早く項目を移動することができます。
ピッカーを表示するために画面を切り替えるのは避けましょう。
ピッカーは、編集中のフィールドの下や近くに表示されると効果的です。
ピッカーは通常、画面の下部またはポップオーバーで表示されます。
開発者向けのガイダンスとして、UIPickerViewを参照してください。
Date Pickers
日付ピッカーは、タッチ、キーボード、ポインティングデバイスを使って、特定の日付、時刻、またはその両方を選択するための効率的なインターフェースです。
日付ピッカーは、次のいずれかのスタイルで表示できます。
Compact
編集可能な日付と時刻のコンテンツをモーダルビューで表示するボタン
Inline
時刻のみの場合は、値のホイールを表示するボタン、日付と時刻の場合は、インラインのカレンダー表示になります。
Wheels
スクロールホイールのセットで、内蔵または外部キーボードによるデータ入力もサポートする
Automatic
現在のプラットフォームと日付選択ツールのモードに基づいてシステムが決定するスタイル
日付ピッカーには4つのモードがあり、それぞれ選択可能な値が異なります。
Date
月、曜日、年を表示します。
Time
時間、分、(オプションで)AM/PMを表示します。
Date and time
日付、時間、分、および(オプションで)AM/PMを表示します。
Countdown timer
時間と分を表示し、最大で23時間59分まで設定できます。
このモードは、インラインスタイルとコンパクトスタイルにはありません。
日付ピッカーに表示される正確な値とその順序は、デバイスのロケールによって異なります。
以下に、スタイルとモードの組み合わせを変えた日付ピッカーの例を示します。
https://gyazo.com/8b42b3e9a1596db023c0388753fcc01e
https://gyazo.com/b66ec98b836fd521532af78c6ae7551a
https://gyazo.com/91a988b4f64cd6cf45cdcb2558daafb2
スペースが限られている場合は、コンパクトな日付ピッカーを使用します。
コンパクトなスタイルでは、現在の値をアプリのアクセントカラーで表示するボタンが表示されます。
このボタンをタップすると、日付ピッカーはモーダルビューを開き、使い慣れたカレンダースタイルのエディタと時間ピッカーにアクセスできます。
モーダルビューの中で、ユーザーは日付や時刻を何度も編集することができ、ビューの外をタップして選択を確認することができます。
分を指定する際の粒度を小さくすることを検討します。
デフォルトでは、分リストには60個の値(0~59)が含まれています。
分の間隔は、60で均等に分割される限り、任意に増やすことができます。
例えば、4分の1時間間隔(0、15、30、45)で指定することもできます。
開発者向けのガイダンスとしては、UIDatePickerを参照してください。
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