アマツツミ
2016年 Purple software
https://scrapbox.io/files/69537f1b09994e3250a137e1.png
ネタバレ有(できるだけ塗りつぶしています。カーソルを重ねると表示)
総評
ほたるが可愛かった
御影さんのシナリオ、個人的には日本語表現で引っかかる所が多くて少し苦手ではあるんだけど、物語を急展開する時の遠心力みたいな、降下しはじめたジェットコースターみたいなパワーを感じさせるところは好き
見せ方としては冗長だけど、「誠(と愛)が大事なこと(人間世界の基本的なこと)に気づいていく過程」が描かれているのは分かる
克さんの絵は「癖」ではないけど割と好き(何とは言いませんがほたるとかメアリー・ハーカーくらいが良いんですよ)
シーン多め、というか多すぎてほたる編以外ではほぼ全てスキップ
OP曲「こころに響く恋ほたる」のベースが痺れる
いまさらだけど、4人のヒロイン(こころ、響子、恋塚愛、ほたる)の名前を織り込んでるのか
進行順
こころ→響子→愛→ほたる→ほたる2
①こころ
こころは何となく庇護対象というか文字通り「妹」で、秋野花さんボイスで可愛いけどあんまり性的に見られなかったかも
シーンは最初は見てたけど後はスキップ
甘えるのはまあ良いけど、ちょっとずるいというかだらしないというか
あずきさんやこころに甘えていたと気づいた誠の「そうか……僕は、甘えてたんだな」からの、あずきさんが淹れてくれたコーヒーを誠と愛が苦い苦い言いつつ砂糖を入れずに飲んでる描写好き
あとですね
こ こ ろ は 店 の テ ー ブ ル に ケ ツ を 乗 せ る な
②響子
響子の霊感×誠の言霊の物語は楽しかったけど、過度な謙遜というか卑下しすぎなところは終始しんどかった
シーンはほぼスキップ
ドーナツで愛の餌付けに成功したのはお見事
響子がトラック?ダンプカー?にはねられかかった場面の描写が分かりにくかった
ララジャムの嶌越月望(CV虎瀬がおさん)にちょっと結衣菜を足したような感じの喋り声がちょっと可愛い
最初は初春(とある科学の超電磁砲)っぽいなと思って見てた。こころんかほたるんに響子のスカートをめくってほしい
③愛
冒頭から愛編終盤前まで愛のキャラがしんどくて(愛を好きになる要素がないのに誠は愛を好きみたいで、その認知的不協和に)心が折れかかった
シーンはほぼスキップ
愛がそういう性格になるに至る物語があって、愛編で信頼に昇華していくのが美しいと思った
愛の呪いを解除するシーンでの"言霊"の使い方に意表を突かれた(こういうの大好き)
織部家の仮初3兄妹での3Pがあってもよかったような? 愛がこころを(性的な意味で)可愛がるシーンとか見たかったかも
④ほたる1
ほたるは賢いというか口が達者で、(物語シリーズの忍野扇みたいな)言葉で煙に巻く系女子として見てた
CV長山香奈(小倉結衣)なこともあって必要以上に警戒してたけど、”言霊”の力を持つ誠たちの危うさの本質を最初から見抜いていたのはほたるだったし、信頼してもいい、のかな、……と段々思えてきた
シーンは見たり見なかったり
https://scrapbox.io/files/6a140e1c65e24daf8cb64752.png
このCGが癖すぎて……何だろう……ほたるの反った背中かな
最初、病院にいるアレ(オリジナル)と記憶を共有(並列化)しつつ1週間毎に交代してるのかと思ったけど真相はもっと物理的に一週間フレンズだった
最終話のほたる編に入るまでの共通ルート的な話が長かったけど、あれはジェットコースターの最初の登り坂だったのか……
ここからが本編だった。シナリオが本気出してきたほたる編はめちゃ面白かった。伏線回収も気持ちいい
ほたるが誠の教室に来て、誠の顔だけ見て「見ました。帰ります」って去っていったのさえ伏線だったのは脱帽
そしてタイトル回収(天津罪)もほたる編で
ほたるに言霊が効かなかったり効くようになったりするメカニズムは正直よく分からなかった(雰囲気でまあいっかってなってた)
⑤ほたる2
ラストのハーレムエンドみたいな雰囲気なんでやねんと思ったけど、誠が"言霊”の力を失った結果、負けヒロインズを回れ右させる(意志の有無はさておき)ことができない描写なのか、と腑に落ちた
END1もEND2も好きで甲乙つけがたい
誠について
ほたる編で誠の本当の苗字をほたるにだけ教えてるのが気になる
ほたる「名は体を表すですね」
ってのと、序盤で誠が学園に転入したときの自己紹介で
誠「カミーーいえ、織部誠です」
って言ってたのがヒントかなと思うけど
御影氏のツイートに
とあったのを見てエンドロールを見にいったらグラフィックの神代舞さんがそれっぽい
言霊について
ノゲノラの具象化しりとりみたいな世界だなと思った
力に強弱があって(希 > 愛 >> 越えられない壁 >> 誠)、愛に凌辱されっぱなしで最初からプチ絶望
言霊は無尽蔵に使えるわけではなく自らの命を代償にしていることを誠は知らなかった
序盤にほたるも
ほたる「すごい力があるなら、命を削るとか、かっこいい宿命とか、そういうのとセットじゃないと!」
って言ってるけど、「使えば危機を乗り越えられるかもしれない"言霊"という力があって、その使用に何らかの制限があること」が物語の重要な柱になっている
table:サブキャラメモ
あずきさん あずきさんの面白いところをほたる編以外でももっと見たかった。キャラクター立ち絵鑑賞画面にあずきさんのあずきさんCGが見られる(のに本編では一切出てこない)のはなぜ?
光一 最近主人公の友達キャラの声がみんな同じに聞こえる病気にかかったかと思った(同じ声優さんだった)。適度な距離感で見ててくれるのがいい
鈴夏 鈴夏とのシーンがないのはネタバレになりうるから?(別になくていいんだけど誠が求められたら絶対断らないやつな故)
table:主題歌など
こころに響く恋ほたる OPテーマ 無 イントロのベースが好き
繋がるココロ EDテーマ JOY 四つ打ちEDでリトルグッバイっぽい。浅葉リオさんのボーカルが好き
コトダマ紬ぐ未来 ほたる√挿入歌 JOY これ好き
「こころに響く恋ほたる」も以前はJOYSOUNDに入ってたみたいなんだけど
https://www.youtube.com/watch?v=bW_GrvFN2ro
小ネタメモ(ネタバレ有)
夕飯のことを、あずきさんとこころは「おゆはん」と言うけど何地方? 徒歩数日圏から来た誠と愛は「夕飯」と言ってるけど
序盤に、”言霊"を使って行列ができるほど客を呼び込んだ誠がその晩なぜか死んでしまうバッドエンド(からの"教えて!歩多留先生"で言霊は命を消耗することを仄めかす流れ)とかあっても良い
こころ「兄さんの隠れ肉食! 隠れドS! すまし顔スケベ!」
この声で「兄さんの妹童貞!」って言われる空耳が……
※「妹のセイイキ (feng, 2015年)」名瀬ゆかな(CV秋野花)の台詞。ちなみにアマツツミは2016年発売
周囲の喧騒を横に、机に突っ伏していると、メールが届いた。
こころ『一緒に帰る? よかったら下駄箱を出たところで待ってるから』
ヘンプリのカウントダウンムービーのせいで「下駄箱で待ってる」が「豚箱で待ってる」に脳内置換されてしまって困る
https://www.youtube.com/watch?v=doA27RQcnko
ほたる編の蛍が舞う花畑で12時にほたるが消えていくシーンで
ほたる「何度生まれ変わっても、わたしはあなたに恋をするから」
ここで流れる「Re:何度目かのはじめまして」(流れない)
https://www.youtube.com/watch?v=wod0nDre_qw