07360 本革ストラップのワラーチで巻き方が安定しました
No. 07360, by shio / 塩澤一洋 https://flic.kr/p/2qHWZoW https://live.staticflickr.com/65535/54295960438_3e156022c1_3k.jpg
実は以前作ったのですが、ストラップの巻き付け方が定まらず、履くたびに巻き方、結び方を変えて試行錯誤を続けていました。ようやく気に入ったスタイルになり、何日か歩いて様子を見ていたところ、ひとまずこれで落ち着きそう。
今までの3足はストラップにパラコード(Parachute Cordの略)を使っていました。鼻緒の位置にはソールに穴を2箇所あけてパラコードを輪にして通します。一方、本革の場合、穴は1箇所。ストラップを差し込み、裏で結んで玉を作るだけ。 なので鼻緒から伸びるストラップが1本なため、2本を撚り合わせるパラコードの場合と異なる巻き付け方を工夫する必要があります。
さあどうするか。
何度もいろいろな巻き方、撚り方、留め方を試しました。もっと良い方法があるか、いつも考えてるのが楽しい。自作の面白さです。
https://flic.kr/p/2qHVHgv https://live.staticflickr.com/65535/54295711071_75871fc021_3k.jpg
このたび、満足のいく巻き方ができました。左右のバランスもとれて、テンションのかかり方も均等。歩き続けても安定しています。快適。
冬にワラーチ (huaraches)で歩いていると、「寒くないんですか」などと知らない人からも声をかけられます。みなさん、頭で考えて想像してご心配くださるのでしょう。ぜひやってみていただきたい。温かいですから。 裸足、ワラーチで歩くと、靴を履いている場合と歩き方が異なります。靴を履いている場合はかかとで着地しますが、裸足または裸足系履き物ですと土踏まずの前の平らな面(前足部)で着地するのです。それによって、土踏まずのアーチを形成する骨格と筋肉が着地の衝撃を受け止め、サスペンションになって吸収します。膝も前方に抜けて衝撃を逃します。その際、足首から先の骨格と筋肉がしなやかに連続して動くので、血行が促進され、末端の毛細血管から足の深部の血管に至るまで、血流が漲るのです。
だから温かい。足の中は熱いくらい。
冬にもワラーチ、快適です👣
https://flic.kr/p/2qHWZpn https://live.staticflickr.com/65535/54295960463_40dd688167_3k.jpg