06435 shioシフトでorzレイアウトをさらに1列右にずらしてor2レイアウトを作成しMacで親指シフトがますます快適
2022-07-07
7月7日
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右半分を右に1列ずらすorzレイアウト(オルズレイアウト)を採用しているshioシフトに新たなレイアウトを作成しました。
右半分を右に2列ずらした「or2レイアウト(オルツーレイアウト)」です。
設定ファイルを公開しました。従来の設定もそのまま残してありますのでご心配なく。
→shioシフト
従来のshioシフトは、日本語配列キーボードで快適に親指シフトするために、キーボードの右半分(6yhnの列から右側)を1列右にずらし、溢れる右端の1列¥[]_を6yhnに割り当てたorzレイアウト(大東信仁さん作)から、句読点の位置を適正化したもの。右手ホームポジションは、人差し指から小指までがそれぞれkl;:に位置します。
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orzレイアウト、shioシフトによって快適に親指シフトできていたものの、実は手が大きいshio.icon的に少しだけ窮屈でした。右手親指シフトに使うかなキーに右手親指を置くと、手のひら側に親指が少し巻き込まれる形になるからです。ちなみにshio.iconの手のサイズは、手を開いた時に親指の先から小指の先まで25cm。もしもう1列右にずらせば完璧に快適になるはず。HHKBでshioシフトする時のように、まったくストレスなく、Apple純正のMagic KeyboardやMacBook Pro本体のキーボードでタイピングできるはず。
ずっとそう思っていたけれど、キー配列の設定ファイルを作るのは手数が多い。一つ一つずらしていく設定を作っている際にどのキーをどのキーにずらすのか頭脳プレイ。その作業を再度行うことに躊躇があり、作成していませんでした。
今日、研究会中、MacBook ProにMagic Keyboardでタイピングしていて窮屈感が募り、右半分をもう1列(計2列)右にずらしたい、と無性に感じました。
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思い立ったが吉日。研究会から帰宅し、Karabiner-Elementsの設定開始。
キーボードの右半分(6yhnの列から右側)を2列右にずらし、溢れる右端の2列、^@:/と¥[]_を6yhnと7ujmに割り当てました。右手ホームポジションは、人差し指から小指までがそれぞれl;:]に位置します。もちろん句読点位置の適正化はshioシフトと共通です。
帰宅歩行中、ネイミングを検討。
orzレイアウトの「orz」は「Oyayubi Right Zurashi」の略。そこで「Oyayubi Right 2列ずらし」の略として「or2レイアウト」と名づけることにしました。句読点位置の適正化を含めて完成した設定の名称は「shio-shift or2」。
結果、右手の親指とそれ以外の位置関係が、HHKBで親指シフトする時と同様、理想的な形になりました。左右の手の形が左右対称。親指シフト本来の位置関係が実現。とても自然です。
あ〜、快適〜〜〜。
もっと早くやればよかった。
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ホームポジションが左右に広がって、左右の人差し指の間に4列間隔が空いた結果、左右の人差し指の担当範囲が3列ずつになるのが一般的な配列との相違。人差し指をちょっと伸ばせばいいので特に不便はありません。
日本語を入力する際の実質的な相違としては、右手最下段の/キーがnキーに来るため、左手人差し指で押すことになる点のみ。つまり「・」を左手人差し指で、「?」を左手1+左親指シフトで入力する点のみ、基本の親指シフトやshioシフトからの変更点です。すぐ慣れました。
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副次的メリットも大きい。
両手の位置がorzレイアウトよりさらに開くため、胸が開いて呼吸がさらに楽。
returnキーが右手小指ホームポジションのすぐ右隣になるので押下しやすい。
同様にdeleteキーが近いので右手薬指で押下しやすい。
ホームポジションとして人差し指を置くlキーの直下に右commandキーが位置するため、右手でcommandキーを併用する操作が押下しやすい。
or2レイアウトによるshioシフト、超快適!!
〈写真はRICOH GR IIIx〉
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