05982-200821 第1回GR座談会online「GRとカメラのこれから」に登壇いたしました
https://gyazo.com/35214623d1dcc672f55c2e91ab4e8797 8月21日、「GRとカメラのこれから / GR 座談会 online vol. 1」のパネリストとして登壇しました。立場、考え方、作風などが異なる4人による座談会は多様で面白かったため、見逃し配信がないのが残念です。
■タイムスケジュール
20:15 開場(オンライン配信開始)
20:30 オープニング
20:40 座談会:テーマ「GRとカメラのこれから」
出演者
赤城耕一氏
塩澤一洋氏
高橋直哉氏
渡部さとる氏
リコー商品企画・開発メンバー
22:00 終了
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GRに限定せず、カメラのこれからについて語ろうという企画。
スマホのカメラで満足する消費者が増える中、単体のカメラはこれからどうあるべきなのか。
カメラと共に生きているカメラ好きとしては、生き方にも関わる問題です。
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最初に4人がそれぞれ5分ずつ、自己紹介、最近の作品紹介、気になっているカメラ(GR以外)、といったお話。
shio.iconは写真を38枚、MacのPhotosで表示しながら、GR IIIの好きなところを語りました。
カメラの存在感が小さいから、相手の自然な表情を写せる
治安の悪い地域でも、警戒感を抱かれにくいし、盗難にもあいにくい
画質がいい
発色がいい
即写性が高い
6cmまで接写できる
ボケが綺麗
丸ボケが真円
自撮りしやすい
暗い状況に強い
また「今欲しいカメラ」に関しては、「SIGMA fpをもう1台」と回答。実際、現在発売されている中に欲しいカメラはほかにありません。もちろん、未発売のカメラなら、欲しいのは2つ。
フルサイズのGR(ただし、サイズはフィルムのGR1より大きくならないことが条件)
フルサイズのSIGMA Foveonセンサーを搭載したカメラ(おそらく来年にはSIGMAから何らかの発表があることでしょう)
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末尾の6枚(Tシャツの写真)は、「麻咖喱(マガリ)」Tシャツプレゼント用です。 吉祥寺のカレー屋さん「麻咖喱(マガリ)」。shio.iconはテイクアウトして研究室などで食べてます。ハモニカ横町のワインバー「立ち呑みばっかす」、旧ゴブランでのテイクアウト、そしてUberEatsによる配送などで注文できます。
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テイクアウトするとき、容器を持参すると100円引になりますので、shio.iconは旅人の木からいただいた丼を持参しています(上の写真)。その上の写真は撮影用に、ゴブランのお皿に盛っていただいたものです。 https://flic.kr/p/2jtQTBD https://live.staticflickr.com/65535/50198198767_507fae7987_6k.jpg
続いて、GRに求める改良点が話題。
みなさんから、いくつか提案がありました。
その中で渡部さとるさんから「縦位置ホールディングした時に「OK」ボタンでシャッターを切れるようにして欲しい」というリクエストがありました。それについて司会のリコー朝倉さんから「ホールディングについてはshio.iconさん、一家言ありますよね」と水を向けられたので、shio.iconの縦位置ホールディングについてご説明。
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縦位置でレンズを手より上に構える時
親指の関節でシャッターを押します。
人差し指で底面からボディを挟みます。
中指を背面の角に引っかけます。
重力を使ってバランスを取ることで垂直を出します。
縦位置でレンズを手よりも下に構える時
親指の関節でシャッターを押します。
薬指の側面で底面ホールドします。
人差し指と中指をグリップに引っ掛けてGRをぶら下げます。
重力を使って垂直を出します。
以上のホールディングによって、腕を下に伸ばして低い位置から撮影したり、腕を水平に伸ばして水平方向を撮影したり、自分よりも高い位置で撮影したり、撮影位置、自由自在です。
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そのほかに機能追加のアイディアが何かあるか、再度ご質問いただいたので、shio.iconからは以下のような提案をしました。
現状、GR IIIからiPhone/iPadにワイヤレス転送する環境(アプリやWi-Fi接続機能)は揃っている。しかし、双方をワイヤレス接続するにはちょっと手間と時間がかかる。
そこで近い未来に現時点の状態の延長として考えられるのは、iPhone/iPadと「Lightning - USB-C ケーブル」によって有線接続し、撮影と同時に画像がカメラに転送される機能(撮影後に転送できる機能はもちろん欲しいです)。
長年、各社がWi-FiやBluetoothによってワイヤレスで画像をiPhone/iPadに転送する機能を試行錯誤していますが、実装が難しいだけでなく、ユーザも現場でワイヤレスのネゴシエイションに時間がかかったり切れたりして、なかなか使い勝手が良いとは言い難い。
その点、有線接続なら確実。撮影の現場でまごまごすることなく、さくっとつながります。
アプリ、ファームウェアといったソフトウェア面でも、ワイヤレスより実装が難しくないかもしれません(そこはshio.iconはわからないです)。
撮影時に接続しておけば自動転送、撮影後に接続すれば選択して転送、といった使い方ができて、ワイヤレスより手軽、高速、便利だと思います。
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この座談会はZoomのウェビナーで実施されました。 参加申し込みは600名を超え、実際の参加者は500名程度だったそうです。
座談会中、たくさんのご意見が書き込まれて活況。それらのメッセージを拝見しながらお話しすることができるのが、リアル(対面)の座談会にはないオンライン座談会の利点ですね。もしかしたら今後、リアルの座談会やイベントでも、会場からweb経由でコメントをいただきながら進行する運営も普及するかもしれません。
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shio.iconの環境は以下の通りです。
MacBook ProからZoomへの接続と画面共有
SIGMA fpをMacBook ProにUSB-Cケーブルで接続し、webカムとして使用 SIGMA fpをAPS-Cサイズにクロップし、42mmの画角で使用
リコーのみなさま、登壇された写真家のみなさま、ご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました!!
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