05344-181210 EOS Rのshio的設定とRF35mm F1.8の万能感
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キヤノンのフルサイズ一眼を買うのは2012年12月24日のEOS 6D以来6年ぶり。ようやく買いたいと思えるキヤノン製フルサイズ一眼を出してくださってありがたい。(APS-Cサイズのミラーレス一眼は2014年に「EOS M2」を購入しています) https://flic.kr/p/RnZAN3 https://farm5.staticflickr.com/4877/32410366478_262ad9c0a6_k.jpg
この組み合わせは万能感max。これだけ持っていれば日常撮影すべてに対応できる。
35mmのハーフマクロレンズという魅力。
被写体に8cmくらいまで寄れます。最短撮影距離17cmで全長6.28cm、EOS Rのフランジバックが2cmだから、レンズ先端から被写体までの最短距離は7.72cm。
そしてF1.8。5段分のブレ補正を搭載しつつ、軽さ、コンパクトさと明るさを両立するベストな開放F値。
ここまで寄れて明るければ、普段の使い方で撮影可能領域は十二分に広い。画角は使いやすい35mm。以前、キヤノンには50mm F2.5のハーフマクロレンズがあり、shio.iconも一時期使っていました。それより少し広い画角と1段明るいこのRF35mm F1.8 MACRO IS STMに高感度まで高画質なEOS Rの組み合わせ。万能感max。 さらにマウントアダプタをプラスすることで既存のEOS用のEFレンズ、EF-Sレンズが使える。コントロールリングがついているので、操作性もRFレンズと共通化できる。素晴らしい。 https://flic.kr/p/PKFWMv https://farm5.staticflickr.com/4859/31343171087_122678cfd7_k.jpg
まずMacのユーザ辞書に単語登録
読み「たつしこ」で「EOS R」を登録
読み「たこけ35」で「EOS R + RF35mm F1.8 MACRO IS STM」を登録
読み「こけ35」で「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」を登録
開封。「EOS R」本体。
いつものようにストラップレス。基本的にカメラにストラップは不要。必要な時は「BlackRapid」を使います。 箱から出した時、背面モニタが伏せてあるのが新鮮。確かにバッグに収めて運搬中など、伏せておけば、モニタが圧力や傷を受ける危険を回避できそう。そういうメリットには気づきませんでした。
一眼レフのEOSなら原則として消灯している背面モニタが常時点灯しているのがバッテリ消費の多い原因。でははたしてこのミラーレス一眼カメラの背面モニタを消してEVF主体で使うのか。たぶん背面モニタ主体で使うことでしょう。バッテリ消費は甘受。
店頭で店員さんが勧めてくださるままに購入した液晶保護フィルムを2か所貼付。気泡も入らず貼りやすい。超ピッタリサイズに作られていて高精度。視認性とタッチ液晶の操作性も良好。
カメラ本体に付属のバッテリを挿入したら、「バッテリーを交換してください」との表示。空の状態で出荷されている模様。
そこでMacBook Pro付属の電源アダプタからUSB-CケーブルをEOS Rに接続してみたところ充電されている様子。これが試したかったのでまずは満足。出張時など、充電器を持たずに済むかもしれません。充電所要時間をテストしてから考えます。
付属の充電器でバッテリを充電したところ、110分ほどで完了。意外と早い。バッテリをカメラに戻して準備完了。
レンズ「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」
レンズを開封したらフードが同梱されていなくてびっくり。公式webサイトを見たら確かにフードが同梱されているとの記述はない。フードが同梱されていないレンズにお目にかかったのは久しぶり。買わなきゃ。→買いました。
レンズをカメラ本体に装着。問題なし。
その状態で持つと、軽い。
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カメラの初期設定。まず最も大切なボタンの割り当てから。
レンズの電子式手動フォーカス:ワンショット後・可能(拡大)
ボタンカスタマイズ
シャッターボタン半押し:測光開始
M-Fn:拡大/縮小
AEロックボタン:拡大/縮小
上ボタン:ダイヤルファンクション設定
左ボタン:ディスプレイオフ
右ボタン:AF方式ダイレクト選択
下ボタン:AFフレーム中央戻し
ダイヤルカスタマイズ
メイン電子ダイヤル:Mモード時、絞り数値変更
サブ電子ダイヤル:Mモード時、シャッタースピード変更
コントロールリング:ISO感度設定
M-Fnバーカスタマイズ
静止画撮影時:ピント・情報表示
スライド操作:スライドで縮小/拡大
左端をタップ:水準器表示
右端をタップ:無効
再生時:画像送り
M-Fnバー誤操作防止機構:無効
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ミラーレス一眼カメラの最大のメリットは撮影中の画像を拡大表示してピントを確認しつつ撮影できること。だから拡大画像と全体表示を瞬時に行き来できるUIが大切。そこでまず「レンズの電子式手動フォーカス」を「ワンショット後・可能(拡大)」にすることで、AF後、ピントリングを回転すると自動的に拡大表示されます。そしてM-Fnボタン(人差し指で操作)とAEロックボタン(親指で操作)に「拡大/縮小」を割り当てました。さらにM-Fnバー(親指で操作)でも拡大/縮小でき、拡大率を5倍と10倍に選択可能。これで人差し指でも親指でも左手でも表示の拡大/縮小ができる体系になります。
次に「コントロールリング」。
EOS R / RFレンズシステム最大の特徴。ここにISO感度設定を割り当て。これこそがEOS Rシステムを使う大きなメリットといっても過言ではないでしょう。
撮影のほとんどはMモードです。例えば室内撮影の場合、基本的にシャッタースピード1/100秒、絞り開放F1.8に固定し、コントロールリングに割り当てたISO感度の上下によって露出を決めます。従来からISOを上下させる方式で露出を決めていましたが、コントロールリングの搭載によってその操作が格段に快適、快速になりました。一方、明るい屋外に出たら、ISO100(またはAUTO)に固定し、まずはシャッタースピードで、それが限界まで高速になったら絞りで、露出をコントロールします。
左ボタンにディスプレイオフを割り当てたのも大切。モニタを消せばバッテリー消費を抑制できるはず。
シャッターボタン半押しでAFしないのはshio.iconの一眼に共通。シャッターボタンからAFを切り離し、AFは背面の「AF ON」ボタンで行う。撮影したい瞬間にシャッターが切れるのがカメラの本旨ですから。
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それ以外にデフォルト設定から変更した項目
SHOOTメニュ
撮影画像の確認時間:切
カードなしレリーズ:OFF
AFメニュ
AF動作:ONE SHOT AF
AF方式:1点AF。ただし瞳AFを使いたい時は追尾優先AFに変更
AFフレームサイズ:小
瞳AF:する
MFピーキング設定
ピーキング:入
レベル:強
色:レッド
フォーカスガイド:入
撮影情報表示設定
モニター情報表示カスタマイズ:(ヒストグラムの表示をすべてoff)
グリッド:9分割
撮影距離表示設定:ピント調整時
AF補助光の投光:OFF
SET UPメニュ
ファイル名の設定:ファイル名:ER00
画面の明るさ
EVF:左端
モニタ:左から3つ目
電子音:切
マルチ電子ロック:「タッチ操作」のみにチェックを入れる
C. Fnメニュ
セイフティシフト:Tv/Av
Tv/Av値設定時のダイヤル回転:設定方向を反転
レンズなしレリーズ:OFF
MY MENUメニュ
マイメニュー登録
サイレントシャッター
フリッカーレス撮影
バッテリー情報
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さて撮影。
ミラーのない軽快感。ミラーショックのない安定感。素晴らしい。
大変気に入りました。これから少しずつ、このレンズと既存のEOS用レンズでいろいろ試します。特にSIGMAのレンズでの描写が楽しみ。
最後に希望を2点だけ。
AEロックボタン、上下左右ボタンに「サイレントシャッターのON/OFF」を割り当てられるようにしていただきたい。
M-Fnバーの画像拡大/縮小機能が、シャッターボタン半押し中も機能するとありがたい。
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