05064-180308 Mac/iPhone/iPad以外で音声入力するApple WatchとTextwell
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音声入力はMac/iPhone/iPadで。そう思い込んで、「AirPods」や「BeatsX」などを次々と試しましたが、どれも決定打に欠ける。そもそも普段身につけているもの以外のデバイスを使おうというところに無理がある。 普段最もよく使うのはiPhone X単体による音声入力。また、iPhone付属のイヤフォンやパイオニアRAYZでは普通に音声入力できるし、認識精度も高い。しかしshio.iconはイヤフォンを持ち歩かないので、音声入力だけのために持ち物を増やしたくない。
歩きながらふと思い立って入力するときに可能な限り準備の手順が少ないほうがいい。イヤフォンをわざわざカバンから出してスイッチを入れて……という作業は迂遠。
普段、身につけているものでなんとかしたい。
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メイルやメッセージが届いたときにはそのままApple Watchに話しかけて音声入力し、返信する。それは当たり前。なのに(だから、なのかもしれないけど)、Apple Watchを、自ら文章を書くツールとは考えていなかった。 ツールを受動的に使うか能動的に使うか。iPhoneでもiPadでも能動的な用法を開拓し続けてきたshio.iconなのに、Apple Watchでは受動的な使い方が多かった自分を省みる。
Apple Watchで音声入力すればいいんじゃん。でもどうやって?
以下、ほぼApple Watch Series 2で音声入力したものです。
/icons/-.icon
このようにApple Watchにしゃべって入力できます。特に歩いている時や移動中、iPhoneを手に持ってしゃべるよりApple Watchを相手に喋るほうが楽です。「歩きスマホ」にもならないし。
準備は(すでにiPhoneにTextwellを入れているので)、Apple Watchに「Textwell」をインストールするだけ。最初に起動するときにはApple Watchのアプリ選択画面でTextwellを選ぶ必要がありますが、2度目以降は、Apple Watchでダイヤルを2度プッシュすれば最後に使っていたアプリが開きます。shio.iconは、ホーム画面の左下にTextwellを登録しました。 https://gyazo.com/99c7c2398a225e05d0a0aca8f3522fa8
Apple WatchでTextwellを開いたら画面を強く押し、「テキスト追加」をタップし、マイクマークを押せば音声入力を開始できます。
https://gyazo.com/9329096aacc65d30e3781d6c92c1d490 → https://gyazo.com/c319347d81f3c3269c135aba8be7ce6b
そのまましゃべれば、このように音声入力できます。話し終わって「完了」を押した後iPhone/iPad やMacを開けば、この文章はそのままMacやiPhoneのTextwellに届いています。編集して他のアプリにコピペすればいい。
shio.iconのブログの場合はこのようにScrapboxにコピペ。思いつきをどんどん喋っておいてScrapboxにコピペすれば、前後の段落を入れ替えるのもcontrol + ↑・↓で簡単。 快適な音声入力環境を追求した結果、行きついたのがApple Watch。iPhoneを片手で持つ必要なく、色々試したイヤホンマイクを使う必要もなし。手元のApple Watchで画面も見えるし全操作可能。認識精度も申し分ない。
Apple Watchの積極的用途として音声入力。快適です。
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