04031-150513 【親指シフト】その本質は言行一致だからダイレクトで楽チン
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MacでもWindowsでも日本語を「楽チン入力」できる「親指シフト」。ローマ字入力の57%の少ない打鍵数で文章を書けることから「高速入力」できる、という点に注目されることが多いです。
でも親指シフトの本質は「楽チン」にあり。「高速入力」できるのは結果であり、あくまでも副次的効果。
親指シフトでは、頭の中にある日本語の「音」をそのままタイプできます。脳内の「音」がダイレクトに文字になる快感。ローマ字入力のようにアルファベット2文字とか3文字とかに脳内変換する必要がない。日本語の音とリズムそのままダイレクトにタイプできる。日本語の音を直接、指が押し、日本語のリズムそのままにタイプするキーの打鍵音が聞こえ、画面上の文字が増え、入力が進む。濁音、半濁音などもすべて一打鍵で入力できるから、リズムが一定。
言葉と指の動き、言葉とキーの音、そして文章の進行と画面の文字の進み方が常に一致している気持ちよさ。「言」と「行」が一致している端正な滑らかさ。
その「言行一致」が「楽チン」の源です。ゆっくり入力しても素早く入力してもその「楽チン」効果は味わえます。この日本語を「楽」に入力できるという資質こそ、親指シフトの本質です。
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親指シフト初心者が練習を始めるときは、この配列表を縮小印刷してMacのモニターの淵に貼り付けます。「キーボードは絶対に見ない」のがタイピングの鉄則ですから、まちがってもマスごとに切り抜いて各キートップに貼り付けたりしないこと!!
常時指を置くホームポジションは下記の通り。
左手:「う」に小指、「し」に薬指、「て」に中指、「け」に人差し指、スペースキーに親指
右手:「と」に人差し指、「き」に中指、「い」に薬指、「ん」に小指、「かな」キーに親指
このようにorzレイアウトでは、欧文タイプライターの本来のホームポジションより、右手側だけ1列、右にずらしています。それによって右手親指シフトとして使う「かな」キーの位置が自然と右手親指の位置に来るため、無理なく、楽にタイピングを続けることができるのです。
また常時「かな」キーに右手親指を置いているので、残りの4本の指も自然と上記のホームポジションにいつも置かれることになります。ホームポジションを意識する必要なく、確実に正確なタイピングができるのです。
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