20211213 後期1年ゼミ shioへのメッセージ
広く浅く学ぶよりも、進度が通常よりも遅くても深く学ぶことで応用力を身に着けることが出来るので、先入観にとらわれることがないようにどんな些細なことでも書き綴って言語化していき、客観的な根拠を大事にしていきたいと思います。また、今回あまり詳しく知らなかった弁理士についても詳しく知ることが出来、もう少し自分で調べてみたいなと思いました。
shio.icon 「書き綴る」っていいですね。その訓練、本当に大切です。続けていくと真の実力と絶大な自信につながりますよ。4年間でものすごく成長できることは先輩たちが証明済みです。後に続きましょう!!
伊藤さんは、独学で、弁理士試験に合格されたとのことなので、働きながら資格試験に合格するまで、ものすごく努力されたのだと思います。そういった先輩方と繋がれるのもshioゼミの良さだと仰っていたので、積極的にFacebookなど、活用していきたいです。
shio.icon 本当に先輩たちの存在は貴重です。shio.iconも卒業生たちと密に付き合いを続けていて、お互いに学ぶことが多いです。20年の世代にわたって先輩がいますから、ぜひ積極的にコミュニケートするといいですよ。
弁理士についてまったく知らなかったのですが、お話を伺ってどんなことをしているのかを知ることが出来て良かったです。市役所の仕事でも法律についてたくさん使うということを知り、いかに実社会と法律が強く結びついているのかを実感しました。先生が以前おっしゃられていた、「社会で働くためには民法は知らなければ」というのは本当にそうだと思いました。
shio.icon 民法は社会のルール、ビジネスのルールそのものですからね。ルールを理解してルールを使ってビジネスする方が、それを知らない人々より強いのは当然です。
「○○とは何か」という定義を、一つ一つ確認していくことがとても重要だと思いました。今まで授業で「ものとは何か」「著作物とは何か」「複製とは何か」など色々な課題がありましたが、そのほとんどが定義に関することでした。
今までは言葉の定義についてここまで深く考えたことがなく、日常会話レベルの理解で、会話相手もそれを共有しているということがすべてでしたが、法学では全く違うので、その点の考えを改めます。また、常に条文や事実などの客観的なものを根拠にするよう努め、議論していこうと思いました。
shio.icon そのとおり。どれも本当に大切です。
アバウトな質問になってしまいますが、弁理士の他に著作者を法律を用いてサポートする職業はありますか?
自分は映画やアニメなど人が創る物語が好きなので、法律を使ってそれらを創り出す人の手助けができるような仕事があるなら素敵だなと思いました。
shio.icon 弁護士です。はっきり言って、法律を使って創作者たちをサポートしたいなら、弁理士より弁護士。
今回の講義では弁理士さんの貴重なお話が聞けてとても面白かったです。弁理士という職業についての知識はゼロでしたが、自分で調べるだけでなく、実際に働いている方の話を聞くことで想像しやすく、知識が増えました。また、今回の講義で先生が仰っていた進度を気にしないという話が印象的でした。思い返すと高校生の頃も進度を気にする先生が多く、授業によっては浅く触れたり飛ばしてしまう項目が多くありました。進度を気にするのも大切ですが、一つのことを深く掘ることが理想でもあったので、今それがゼミでできているので毎回楽しいです。
shio.icon ゼミを楽しんでいただけていることが何よりもうれしいです。人生、楽しいのが一番。とはいえ、教員としては深度も気になりますよ。でもね、やはりみなさんがきちんと議論をするプロセスを大切にすることが、「ゼミ」の目的ですから、そこは優先順位をつけて考えております。上級生のゼミになると、議論もがっつりするけれど、ゼミ長と副ゼミ長の学生たちが中心となって、深度もきちんと計算して進めていますよ。
本日は弁理士の方のお話が聞けて本当に貴重な体験が出来ました。塩ゼミは、ゼミの内容も深くて面白いですが、卒業生からのお話を聞く機会が多く、本当に充実しているなと思います。今回話してくださった方の話し方や、言葉選びが本当に上手く、話を聞いてて次が聞きたくなるような話し方だったなと感じました。沢山話慣れてるからこそ、そのように話せるんだなぁと改めて実感しました。言語運用能力を磨けるように頑張ります。
shio.icon そうですね。言語運用能力も、法学部で鍛える重要なスキルです。こうしていいお手本となる卒業生が来てくださること、本当にありがたいですよね。
30条の分解が当たっていたのは、自分自身の成長を感じました!もう残り2回しか授業がないのは残念です。
shio.icon 素晴らしい!! きちんと自分で分解できるようになって、大きな成長を感じますね。