プログラミング用フォント遍歴
欧文と和文を合成したプログラミング用フォントとして先駆的存在だったフォント
これをきっかけにプログラミング用フォントという存在を知った人も多いのでは
その昔はWindowsでConsolas使ってた覚えがある。なので和文は普通にMSゴシックだったはず
MacではたぶんMonacoだったかな
現在のターミナル.appのデフォルトはSF Mono Regularらしい
Rictyはライセンスの問題でフォントファイルの配布ができずスクリプトを実行する必要があるので、Ricty Diminishedの方もよく使っていた記憶がある
とくに全角スペースの可視化は革命的で、HackGenなど後世にも引き継がれている
半角対全角が1:2だと欧文が詰まった表示になりがちで読みにくく、なんとかならないかな〜と思っていたら見つけたフォント
半角3:全角2の幅で、欧文がゆったりとした幅で表示される。これも革命的だった
半角1:全角2を前提にした罫線表示などは崩れてしまうものの注意するのはそれくらいで、読みやすさに勝るものはない
いまは半角3:全角5のバリエーションを持ち、全角スペースの可視化やNerd Fonts合成版などの機能も豊富なHackGenやUDEV Gothicが便利だが、機会があればまた使いたいフォントのひとつ
Rictyリスペクトの全角スペースの可視化などの機能を持ちつつ、半角3:全角5のバリエーションもある(!)
Source Han Code JPに慣れるともう半角1:全角2には戻れないのでとても助かった
和文フォントは源ノ角ゴシックを丸ゴシック風にした源柔ゴシックであり、欧文のHackも丸っこい印象のため、全体的にRictyリスペクトが垣間見える。Rictyを愛用していた人は乗り換えやすいと思う エディタではHackGen35を、ターミナルではHackGen35 Console NFを利用
同じ作者なので以前から知ってはいて、PCを切り替えたのを機にフォントも新しくしようと思って変えてみた
和文はBIZ UDゴシックで、HackGenの源柔ゴシックに比べて幅いっぱいに表示されているような印象を受ける 変えたときは少し違和感があったが、ユニバーサルデザインが意識されたBIZ UDゴシックだけあって視認性が高い
BIZ UDゴシックの美しさを活かす方針で、HackGenにはある長音記号ー と漢数字の1一 にアクセントを付けるなどの改変はしていない
これが必要であればHackGenに戻ることになるが、現状そこまで必要とは感じていない
READMEやドキュメントなど、日本語の分量が多い文章でとくに読みやすく感じる
こちらも全角スペースの可視化やNerd Fonts合成版、半角3:全角5のバリエーションがある
記号類で和文側を使うか欧文側を使うかがHackGenと逆になっている。HackGenは通常版が全角表示、Console版が半角表示なのに対して、UDEV Gothicは通常版が半角表示で、JPDOC版が全角表示になる
したがってエディタではUDEV Gothic 35JPDOCを、ターミナルではUDEV Gothic 35NFを利用